エンドユーザーの目から見た、知財問題に関わる話題をクリップ。 それに、ちょびっと添えるユーザーの本音。 主に著作権問題を追いかけるけれども、 生活に影響の出る知財全般を採り上げられれば良いなぁ。 当ブログの趣旨 / 編集者 / ブックマーク / 著作権系ブログ新着 日本音楽著作権協会、略称がJASRAC。著作権に詳しいわけでない人でも、その名前だけなら知っているのではないか。CDや本などに、JASRACから「使用許諾」を受けた旨が書かれていることが多い。著作権侵害をしたとされる人物を提訴してニュースにも出る。何かと名前が目に付く団体である。 JASRACの仕事はというと、作詞家や作曲家の音楽著作権を預かり、演奏会・カラオケ・CDやDVDの製作などで音楽(JASRACが権利を預かった曲)が使われるたびに、「使用許諾」を出して対価を徴収することだ。使用料は1曲いくらで計算する
Expired 「徹底的に争う」とJASRAC加藤理事長 排除命令、YouTubeやニコ動に影響は (1/2) - ITmedia NEWS この件に関してJASRACざまあみろ的な意見が散見されているが、その認識は間違っている。今回の件で一番深刻な影響を受けるのは放送事業者であり、音楽著作権者そのものだ。 包括契約が失われることで起こること 著作権者から見て包括契約というのは不当廉売という側面もあって、本来なら1曲いくらの使用料の分配があるところを、放送局の事業収入、総使用曲数によって得られる利用料が変動してしまう。放送局にしてみれば使えば使うほど単価が下がることになり、積極的に音楽を使用しようというインセンティブが働く。結果、1曲あたりの使用料は他のライセンシと比べてもぐっと安く抑えられることになる。 さて、仮に排除勧告を受けて包括契約から個別契約に移行した場合、放送事業者にかかる負担
ニコ動2年間での最大の危機と謝辞 いつもニコニコ動画をご利用いただきありがとうございます。 本日でニコニコ動画は2周年となりました。さすがにニコニコ動画(仮)の時代を知っているユーザのみなさんは、もう少数派になっていると思いますが、この2年間ずっと、ニコニコ動画は、いつ潰れるのかと心配されつづけてきました。現在も赤字で潰れるんじゃないかと心配していただいているユーザのみなさんも多いです。 われわれ運営は潰すつもりも潰れるともほとんど思っていなかったのですが、正直、ちょっとやばいかな、と思っていた時期が3回ほどありましたので2周年を機会に公開します。 1回目は、まだ大ヒットしていなかったニコニコ動画(仮)の時代です。まあ、これはあたりまえです。 2回目はご存じYouTubeに切断された2007年2月から4月にかけてです。 最後の3回目の危機が実はもっとも深刻でした。このことはわれわれ運営でも
一昨日に公正取引委員会がJASRACに立入検査したとの報道がありました。 asahi.com:ジャスラック立ち入り検査 著作権めぐり他社排除容疑 - 社会 http://www.asahi.com/national/update/0423/TKY200804230134.html 著作権等管理事業法の世界に公正取引委員会が口出ししてくるとは思っていませんでしたが、確かにJASRACは公正ではないところもあるので、公正取引委員会の指導で改善されるのはそれは歓迎したいです。 ただ、報道によると「包括契約」が問題とされているようです。 解説:JASRAC立ち入り 「競争を阻害」公取、5年前に指摘 契約手法改善なく - 毎日jp(毎日新聞) http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080424ddm003040182000c.html でも、自分は「包括契約」
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