IOC(国際オリンピック委員会)は12日、韓国代表MFパク・チョンウに対し、2012年のロンドン・オリンピックで獲得した銅メダルを正式に授与することが決まったと発表した。 パク・チョンウは2012年8月に行われたロンドン五輪、男子サッカー3位決定戦のU-23日本代表戦後に、竹島の領有権を主張するメッセージが書かれた紙を掲げたことが問題となった。韓国サッカー協会は、五輪でのパフォーマンスはスポーツの政治利用とは無関係だったことを主張していた。 今回の決定にあたりIOCは声明で、KOC(韓国オリンピック委員会)に五輪憲章の意味と五輪の価値観の尊重を選手に教育する計画案の提出と、再発防止のための強い警告を行っている。