この記事は近代麻雀4月1日発売号に掲載されます 【冷静さを欠いていた】 Mリーグ2021のレギュラーシーズンが終了した。 シーズン前にはこのページでも今期の目標を掲げていたが、結局満足のいく数字は何一つ残せなかった。 和了率、連対率など、個人成績にそのまま直結するようなデータはもちろんのこと、リーチ棒を100本以上投げるという自身にとっての重要課題もクリアできなかった。 トータルポイントもマイナス(▲77.3)で、チームへの貢献度もゼロと言っていい。 不調の理由もはっきりしていて、やはり年が明けてからの内容が極端に雑だったと思う。 もっと前に出なければの思いが先行し過ぎて、局面に合っていない放銃も幾度かあった。 簡単に言えば、冷静さを欠いていたのだろう。 滝沢和典、伊達朱里紗の活躍のおかげで、セミファイナルへと進出することはできたが、チームにはだいぶ迷惑をかけてしまったというのが今期の率