遠隔操作ウイルスに感染した大阪と三重の男性のパソコンからインターネットに犯罪予告が書き込まれた事件で、大阪府警に逮捕されたアニメ演出家の北村真咲(まさき)さん(43)のパソコンの感染源になったとみられる無料ソフトのダウンロードサイトに20人以上がアクセスしていたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。 無料ソフトはパソコン上でタイマー機能を果たすもので、ある程度の知識があれば簡単に作成できることも判明。府警はウイルスを潜伏させたソフトを拡散させるため、何者かがサイトを開設したとみている。 捜査関係者によると、北村さんはネット掲示板「2ちゃんねる」を経由してこのサイトにアクセスしていた。掲示板には、ソフトの利用を勧める紹介文とともに、サイトのアドレスが記されていたという。 北村さんの証言に基づいて府警が調べたところ、このサイトにアクセスした人は少なくとも20人に上ることが判明。ただ