―――「オールナイトライブ」4巻より 20年以上前に読んだマンガだが、 このエピソードがあまりに強烈な印象で ずっとずっと忘れられないでいる。 架空の話なのに妙なリアリティを持つのが鈴木みそ作品の特徴で、 真っ黒な汗をかきながら下痢と嘔吐に襲われる描写が秀逸。 体内のすべての老廃物が一気に排出されるというインパクトに 苦痛が伴おうとも試してみたくなる魅力がある。 どうしてももう一度読み返したかったエピソードだったけど 「鈴木みそのエッセイマンガ」という記憶しかなかったため、 「あんたっちゃぶる」や「おとなのしくみ」を経て 「オールナイトライブ」に行き着いた。 しかも3巻以降は電子書籍化されていなかったため古本で買い直すことに。 上記ページ以降も続きがあり、よりリアルな描写と 強烈にブラックな展開で楽しませてくれる。 こういう話を描かせたら鈴木みそは本当にうまい。