スマートフォン向けRPG『Fate/Grand Order』(FGO)の中核を担う武内崇氏と1年を振り返るインタビューをお届け。武内氏が担当したサーヴァントや“奏章II 不可逆廃棄孔 イド”のイラストなど、おもにデザイン面で運営9年目を振り返っていただいた。 本稿は、週刊ファミ通 2024年8月22・29日合併号(No.1861/2024年8月8日発売)に掲載したインタビューを加筆修正し、未公開分を加えたもの。インタビューは2024年7月上旬に収録。
4Gamerの年末恒例企画「ゲーム業界著名人コメント集」。168名が振り返る2024年と新年への抱負を語る 編集部:Chihiro 編集部:Igarashi 12345678→ 4Gamerの年末恒例企画,「ゲーム業界著名人の年末コメント集企画」が今年もやって来ました。今回は168名の方にご参加いただきました。 ※記事掲載時点では164名でしたが,2024年12月29日18:15頃に2名追加しました。 2024年のゲーム業界は「原神」「崩壊:スターレイル」で知られるHoYoverseの新作「ゼンレスゾーンゼロ」のサービス開始や,「西遊記」をベースにしたアクションRPGで,発売からわずか2週間で売上本数が全世界1800万本を突破した「黒神話:悟空」,世界的な評価を獲得した「ELDEN RING」待望のDLC「ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE」のリリース,ポーカ
先日、一般社団法人日本動画協会様より「日本でアニメーション制作を行うクリエイターの労働等に関する現状報告」の発表がございました。(以下リンク) https://aja.gr.jp/wp-content/uploads/2024/12/8cdd91040d7677b62bdd196d420400bd.pdf 上記の発表には、私たちNAFCAが実施したアンケート調査の結果が一部引用されております。 しかしNAFCAが2023年12月から2024年1月にかけて実施した調査結果と比較すると、特に「労働時間」と「収入面」において数値の解釈に一部乖離が見られますので、ここにNAFCAとしての見解を改めて述べさせていただきます。 NAFCAによるアニメ業界実態調査概要 【調査概要】 ・調査期間 :2023年12月4日 〜 2024年1月31日 ・調査主体:一般社団法人日本アニメフィルム文化連盟(NAFC
――菱田さんはサンライズ(現・バンダイナムコフィルムワークス)入社2年目で『∀ガンダム』に参加し、演出助手や絵コンテを担当しています。当時、どのような気持ちでスタジオに入ったのでしょうか? 菱田 そもそもサンライズを志望したのは、小さい頃に見た『機動戦士ガンダム』に衝撃を受け、その後ものめり込んだのがきっかけです。学生時代にはアニメだけでなく、富野(由悠季)監督の小説もすべて読んでいましたね。当然、サンライズに入ったからには富野監督と仕事をしてみたいという思いがありました。 ――そのチャンスが意外と早く巡ってきたわけですね。 菱田 入社してすぐのタイミングで「次の『ガンダム』を作るらしい」という噂がありました。チャンスがあれば関わりたいと思い、自発的にコンテを描いていたら実際にチャンスが巡ってきて、演出助手というかたちで『∀ガンダム』の現場に入ることができたんです。 ――『∀ガンダム』は、
「ルーキーなら、これぐらいの画力でも載せていいかなと思って」『ふつうの軽音部』原作・クワハリ先生の【絵が苦手】だからこそ開けた漫画道高校の軽音部を舞台にした青春ドラマ『ふつうの軽音部』。「次にくるマンガ大賞2024」Webマンガ部門第1位を受賞した、「少年ジャンプ+」で連載中の本作は、原作担当のクワハリ先生が「ジャンプルーキー!」に投稿していた同名の作品が元になっている。フルタイムで仕事をしながら「ラクガキ」でもいいと投稿していた当時の心境、独特のネーム執筆法など、マンガ家志望者はもちろん、そうでなくともマンガを描きたくなるインタビューをお届けしたい。 マンガを描くようになった経緯を教えてください。 最初はただ「絵を描いてみよう!」と思ったんですよ。iPadを買ってイラストの練習をしていたんですが、30代まで特に絵を描いたことがなかったので、全然上手くならない(笑)。それにイラストというと
『【推しの子】』に不可欠だった、SNSという要素――『【推しの子】』で印象に残っている点の1つが、作中でSNSの炎上について何度も描かれてきたことです。 赤坂アカ(以下同) 『【推しの子】』を描くにあたって、「令和の『芸能界もの』にしよう」という意識があったので、その影響が大きいと思います。というのも、過去の漫画作品でも「芸能界もの」はいくつかあるので、差別化のためにも今っぽいものをあえて取り入れる方向で話を回していったんです。 あとは僕自身の実感も関係していると思います。というのも、漫画家もファンの方と直接お話しする機会はサイン会とかイベントくらいしかないんですよね。そうなると、ファンのイメージが「SNSの中の人たち」に寄っていくんですよ。 そして、それはSNSを運用する現代のアイドルも同じはず。他にもYouTuberなども含む、多くの令和の活動者にとって、「ファン=SNSの中にいるもの
――やっぱり、連載期間は落ち着いて生活することはできませんでしたか? それでも『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』(以下、『かぐや様』)を連載していた頃よりは全然よかったです。あの頃は人間の生活をしていなかったので(笑)。今回、原作だけに注力できたことで、ちょっとずつ「生活に重点を置いてもいいのかな」と思うようになりました。今は「農作業でもしたいな」と考えてます。 ――「『【推しの子】』は当初から大まかなプロットが固まっていた」と、これまでの発言で明かしていますが、完結まで想定通りに進みましたか? はい。エンディングに関しては想定通りに進みました。 ただ、『【推しの子】』は最初に決めるところと、決めないところをちゃんと区切っていました。最初からすべてを決めて進めることもできるし、昔はそういうタイプの作家だったのですが、『かぐや様』を描いたことで変わったと思います。 作者にも見え
アニメスタジオに潜入し、スタッフへのインタビューを通してそのスタジオが持つ“独自性”に迫る連載「アニメスタジオのここが知りたい!」。第4回となる今回は、スタジオ代表である松浦裕暁の目線から「サンジゲン」の魅力を掘り下げていく。(編集部) 手描きのアニメ大国である日本において、3DCGといかに向き合うかは制作上の重要な論点であり続けた。日本のCGアニメの先駆者サンジゲンは、CGでいかに日本アニメらしさを表現するのかを追求し続けてきた会社だ。そのサンジゲンの最新作劇場版『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』(以下、『劇場版MyGO!!!!!』)が前後編2部作で公開、現在は前編『春の陽だまり、迷い猫』が公開中だ。 2023年に放送された同作のTVアニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!! 』(以下、『MyGO!!!!! 』)は、人物描写の深まりとともに表現の進
『ガールズバンドクライ(以下、ガルクラ)』の映像面での魅力を、シリーズディレクターの酒井和男に聞くインタビュー連載のラストとなる第3回。「動き」やライブシーンの話題を中心に、映像の魅力と、それに関わったスタッフの仕事ぶりを語ってもらった。そして、最終回の展開についても……。 ――ここまで断片的に出てきた「動き」についても詳しく聞かせてください。公開されているメイキング映像では、ライブシーンでモーションキャプチャーを撮っている箇所がありますが、お話を聞いていると手付けの動きもあるということですか? 酒井 専門的な話になってしまいますが、3DCGはブロッキングで動きを確認してから、それをシミュレーションでつないでいく作り方がおそらく一般的です。それをベースにしつつ、この作品では、各話を担当してくださっているCGディレクターさんの趣向もあって、リミテッド的(通常のアニメーション的)な表現を模索し
――『ガルクラ』では全13話中、11話の絵コンテを酒井さんが担当していて驚いたのですが、これは当初からの予定だったのでしょうか? 酒井 いや、全然です(笑)。最初は半分くらい自分で、それ以外は他の人に振るつもりだったんですけど、花田さんの脚本にライブ感がものすごくあったのと、さらにそれを3Dでやらなきゃいけないということで、ハードルが少なくともふたつあったんです。内容的に比較的頼みやすい話数では、3D作品の経験もある平池綾子さん(第9話)や増井壮一さん(第12話)にピンポイントでお願いできましたけど、結局あとは自分でやることになりました。 ――全体を通しての映像の統一感であったり、細部まで行き届いた表現は、シリーズディレクター自身の絵コンテの多さならではと思っていました。 酒井 そう思っていただけたなら、絵コンテの仕事もやりがいがありますね。実際、自分でも11本描いてよかったなと思います。
――平山プロデューサーから企画の打診があったとき、まずどのようなお話があったのでしょうか? 酒井 現在の「時代性」も含めて、ひとつの「ものの見方」のようなものを今を生きる子たちに示したい。そこに対して、アニメーションでできることがあるんじゃないのか……という話を平山さんから最初に聞きました。だから、まずはそのテーマに沿って、(シリーズ構成の)花田(十輝)さんも交えた3人でブレストをやっていこうか……という感じでしたね。 ――平山プロデューサーは他の取材で「2022年の東京オリンピックのあとの放送になるので、世の中が暗い方向に向かっているかもしれないと考えていた」と話していますが、そこについてはどのように考えていましたか? 酒井 平山さん、花田さんとご一緒した前作(『ラブライブ!サンシャイン!!』)よりはリアリティに重きを置いて企画を進めていこうか、とは話していました。今もそうかもしれません
ニコニコで配信する2024年秋アニメの情報を曜日ごとの放送時間順にご案内いたします。 ※9月25日(水)15:00時点での公開情報です。以降追加される作品もございます。 最新話無料配信あり ひとりぼっちの異世界攻略 動画: 10/7(月)0:00 ~ 初回生放送: 10/7(月)0:00 ~ 甘神さんちの縁結び 動画: 10/7(月)0:00 ~ 初回生放送: 10/7(月)0:30 ~ 大正偽りブラヰダル~身代わり花嫁と軍服の猛愛【オンエア版】 動画: 10/7(月)1:00 ~ るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱 動画: 10/7(月)12:00 ~ 初回生放送: 10/7(月)23:30 ~ 鴨乃橋ロンの禁断推理 2nd Season 動画: 10/7(月)22:30 ~ 初回生放送: 10/7(月)22:30 ~ やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中 動画: 10/14(
――作品の話題に入る前に、まず、北村監督がアニメ業界を志したきっかけを教えてください。 北村 子供の頃からアニメは好きだったんですよ。とくに好きだった作品は『少女革命ウテナ』なんですけど、雑誌やガイドブックを見るのも好きで、スタッフさんのインタビューなどを読んでいるうちに「楽しそうだな」と思って、自然とアニメ業界に行きたいなと考えるようになりました。やるからには監督になりたいと思って、OLMの門を叩きました。 ――演出家としてのイロハを教わった「師匠」のような存在はいますか? 北村 師匠だと思っている方は何人もいるんですけど、中でも密に教わったのは高橋ナオヒトさんと須藤典彦さんですね。子供向け作品に制作進行・演出として携わりながら、いろいろなことを教えていただきました。 ――その頃は、監督になったらどういう作品を手がけたいと考えていましたか? 北村 尖ったドラマ性のある作品をやりたかったん
高校生の小鳩常悟朗と小佐内ゆきが「互恵関係(ごけいかんけい)」としてコンビを組み、「小市民」を目指そうと奮闘する青春ミステリ。『氷菓』『黒牢城』でおなじみの直木賞作家・米澤穂信の人気シリーズをアニメ化した本作は、岐阜市の美しい美術背景をベースに、印象的な演出や音楽、生々しいお芝居が詰め込まれた野心作だ。神戸守監督へのインタビュー後編では、印象深いシーンやミステリならではの苦労について聞いた。 ――ここからは、とくに印象に残っているシーンについて教えてください。 神戸 いちばん思い入れが強いのは、第1話でメインテーマが流れてからの一連のシーンです。音楽の小畑貴裕さんとは「歌ものを入れたいね」と最初から話していたんですけど、上がってきたデモ曲が本当に素晴らしかったので、第1話はこの曲をメインに組み立てることにしたんです。 ――事件の解決編で歌ものが流れ出すミステリは珍しいですが、そのおかげで青
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