「ボタニカル・ダイ」って、 いわゆる思い描いていた 伝統的な草木染めとは、 ずいぶん違う印象でした。 もうすこし、くすんだ、というか、 沈んだ感じの渋い色味を想像していたら、 とてもあざやかで、しかも複雑で、 なんだか元気になるような色に仕上がって、 私たちもとてもうれしくて。 ありがとうございます。 元気が出るような色というのは じつは、そういうふうにつくった色なんですよ。 その話は、あとでするとして、 色の印象の話ですが、かんたんに言うと、 この染めかたで仕上げると、 光が乱反射するので、 色が複雑に見えるんです。