ロープにつるされたFFP2規格の高性能マスクや布製マスク。フランス・ジボールで(2021年1月19日撮影、資料写真)。(c)JEAN-PHILIPPE KSIAZEK / AFP 【1月23日 AFP】世界保健機関(WHO)は22日、新型コロナウイルス変異株の感染様式は従来型と変わらないとして、布製マスクの着用を推奨する指針を変更する予定はないと発表した。 WHOの新型コロナウイルス担当技術責任者であるマリア・バンケルコフ(Maria Van Kerkhove)氏は、いくつかの変異株は「感染力が高い可能性はある」ものの、英国と南アフリカで確認された変異株の研究では「感染経路が変化したことを示す兆候は認められていない。変異株の広がり方も同じだ」と述べた。 WHOは非医療用の布製マスクについて、「60歳以下で基礎疾患のない一般の人であれば着用してもよい」としている。 一方で、現場で働く医療従事