大河ドラマ「光る君へ」にも登場した中宮定子として知られる藤原定子を知ってもらおうと邸宅の跡地に碑が建てられ、4日、除幕式が行われました。 一条天皇の最愛の妻とも言われ、中宮定子として知られる藤原定子の平安京の邸宅、二条宮は、いまの京都市中京区室町通二条にありました。 碑は、多くの人に藤原定子のことを知ってほしいと、全国の大学の古代史研究者でつくる団体が建てたもので、4日、除幕式が行われました。 縦およそ60センチ、横およそ90センチの碑には、邸宅があったこととその生涯がまとめられ、藤原定子に仕えていた清少納言が枕草子で二条宮の様子を描いたことや、江戸時代には現在も続く絹織物商が跡地で創業したことなどが記されています。 団体が京都市内の史跡にこうした碑を設けるのは、これで27か所目になるということです。 古代学協会理事で同志社女子大学特任教授の山田邦和さんは「一条天皇に愛されながらも若くして