シリア北西部イドリブ県アルフベイトで、治療のためにトルコに向かう救急車の中に横たわるアブドル・バセト・サトゥフ君(2017年2月17日撮影)。(c)AFP/Omar haj kadour 【2月18日 AFP】シリア北西部イドリブ(Idlib)県で実施された空爆で、両脚を吹き飛ばされたアブドル・バセト・サトゥフ(Abdel Basset Al-Satuf)君(9)はこう叫ぶ。「パパ、抱っこして!」 同県アルフベイト(Al-Hbeit)で政府軍が16日実施したたる爆弾攻撃に巻き込まれたアブドル・バセト君が、切断され血まみれとなった両脚で起き上がろうともがきながら、父親を求めて叫ぶ痛ましい姿を捉えた映像は、ソーシャルメディアで即座に拡散した。 アブドル・バセト君は応急処置のため県都イドリブ(Idlib)市の病院へ搬送されたが、専門医療を受けるため17日に父親と共にトルコに移送された。 トルコへ