今年3月、東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故から丸5年が経過しました。海生研では事故以前から全国の海洋環境放射能調査を継続的に実施し、また事故直後から海洋環境や水産物の放射能モニタリングも実施してきました。それらの結果を基に、事故以前のデータと事故後の時系列データを比較することで、現在の正確な放射能汚染状況を把握していただくことを目的として報告会を開催いたします。 本報告会が、東日本各地の漁獲物に対する風評被害の防止や福島県沿岸漁業の本格操業の再開に向けて、一助となることを期待しております。