はじめに 今回は、UML+GDBでBtrfsをデバッグできるようにしてみる。途中で失敗して多少遠回りになったけれども、デバッグはできるようになった。なお、Ubuntu 10.10でのUMLの開発環境がまだ整備できていないので、これまで使ってきたUbuntu 8.04のUMLの環境を使うことにした。 準備 Btrfsは、カーネルビルド時にmake defconfigしただけだと、デフォルトでは組み込まれない。そこで、make menuconfigからBtrfsを組み込むようにする。File systems -> Btrfs filesystem (EXPERIMENTAL) Unstable disk format を選択する。Mだとカーネルモジュールになって面倒なので、*を選択し、カーネルに完全に組み込んでしまうことにした。 これで、ビルドしたlinuxにbtrfs_*な関数にブレークポイ