景気の先行き不透明感の中、多くの企業は徹底したコスト削減圧力と業務の効率化に取り組んでいることだろう。しかし、市場環境がますます厳しさを増す中、こうした取り組みだけでは競合他社に打ち克つことができない。より迅速な意思決定、より柔軟な業務プロセスの構築を実現するにはどのようにすればよいのだろうか。本特集では、ビジネスプロセス管理(BPM)にフォーカスをあてて、こうした経営課題に応える方法を探る。
ビジネスプロセスをモデル化するのに、UMLは難しすぎると考える人がいる。そもそも、顧客にUMLで記述したビジネスプロセス(のモデル)をみせてもなかなかわかってはもらえない。UMLはもう少し実装寄りのモデルを記述するのに使えばいい。ビジネス寄りのモデルを記述するために、もっと簡単で、しかも表現豊かな言語はないものか。簡単にいえば、そんなニーズのもとにBPMNは誕生したのである。(@IT編集部) 連載を開始するにあたって 経営戦略とITが密接に結び付き、ビジネス環境の変化に合わせてビジネスプロセス(業務手順)を変更すれば、直ちにシステムが動き出す――。そんな夢のようなパラダイム・シフトが近づいています。その中心にあるのが最近注目されている2つのキーワード、BPM(ビジネスプロセス管理)とSOA(サービス指向アーキテクチャ)です。いま、その大きな流れの中に、BPMNというモデル記述言語が合流しよ
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