熱海在住のクリエーティブディレクター・SatoRichmanこと佐藤豊彦さんが1月17日、小説「Tears of Tahitian タヒチアンの涙」を三恵社から刊行した。
アマゾンや書店で販売する小説「Tears of Tahitian タヒチアンの涙」(関連画像2枚)
企業のブランディングや商品デザインなどを手がける佐藤さん。雑誌やウェブメディアに短編小説を連載したことがあるほか、経営者を取材するなどライターとしての経歴も持つ。
自身初の長編小説となる同書籍では、タヒチアンダンサーの「Te Ra KYOKO」さんの半生をつづった。佐藤さんは「知人経由で紹介されたのがきっかけ。話を聞いてKYOKOさんの生き方に共感し、小説としてまとめた」と話す。
現在、舞台に出演するほか後進の育成に当たる「Te Ra KYOKO」さん。書籍では、プロダンサーを目指してダンスに打ち込んでいた頃の話やタヒチアンダンスとの出合い、家族の話など、現在までのいきざまをつづる。
佐藤さんは「KYOKOさんはタヒチアンダンサーのカリスマとして認められている人。全てが順風満帆に見えるかもしれないが、これまでに多くの苦労や苦痛があった。読んでもらうと、成功した人の苦悩やどのようにそれを乗り越えたか分かるのでは」と話す。「まるでタヒチに行って実際にダンスを見ているような空気感を楽しんでほしい」とも。
価格は1,760円。