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早稲田小劇場どらま館制作部が企画する「どらま祭」 6日間で13イベント

どらま館制作部(左から)小島淳之介さん、中西空立さん、大澤萌さん、関口真生さん

どらま館制作部(左から)小島淳之介さん、中西空立さん、大澤萌さん、関口真生さん

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 早稲田小劇場どらま館(新宿区戸塚町1)が、演劇公演、ワークショップ、トークイベントなどを展開する「どらま祭」を2月12日から開く。

立て看板製作の様子=早稲田小劇場どらま館制作部が企画する「どらま祭」

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 同館は、1966(昭和41)年に早稲田大学出身の演出家・鈴木忠志さんらが結成した劇団「早稲田小劇場」の常打ち小屋として現在の場所に劇団名と同名の劇場を設立したことを起源とする。現在の「早稲田小劇場どらま館」は2015(平成27)年4月に開館。学生・プロを問わず多彩な劇団の創作活動を支援する。客席は72席。

 2019(平成31)年度からは、学生アルバイトスタッフが、どらま館制作部として、舞台美術 照明、企画、演出、制作、演技などソフト面などのほかウェブサイト管理など劇場運営に主体的に携わる体制で運営している。

 同祭は、どらま館制作部が、1年間の活動の集大成として企画運営を手がけるイベント。9人のスタッフが企画運営する。

 演劇公演「白いうさぎ、赤いうさぎ」は、俳優が舞台に立つまで台本を読んではいけないというコールド・リーディングという手法の一人芝居。プロデューサーを務める同校文化構想学部4年の関口真生さんは「いつかプロデュースしたいと思っていた作品。卒業を控え今しかないと考えた」と話す。企画から出演交渉、広報、当日の準備など必要な準備を全て行う。

 そのほか、ドラァグクイーンで脚本家のエスムラルダさん、同校の溝口彰子准教授、どらま館制作部の寺田伊織さんによるトークイベント、制作部のミーティングを公開で行う「制作部臨時ミーティング」、「どらま館ラジオ」の公開収録、どらま館に関する説明会「どらま館入門案内」など全13イベントを開催する。

 同館の吉田恭大さんは「学生の皆さんに任せていて心強く感じている。それぞれの関心領域がどの企画にも強く出ている。どらま館制作部や演劇に興味を持つきっかけになれば」と期待を込める。

 2月17日まで。

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