昭和世代には懐かしい「昭和スマアトテレビジョン」を衝動買い
2月初旬に予約がスタートしたタカラトミーアーツの「昭和スマアトテレビジョン」を予約して衝動買いした。そして、発売日の2月28日に受け取った。何と言うことはない、昭和30年代に爆発的に日本中に普及した、昔懐かしい昭和の匂いのするブラウン管式テレビジョンを現代のスマホで実現しようとするジョークガジェットだ。
製品の対象年齢は15歳以上となっているが、実際にこの昭和スマアトテレビジョンをノスタルジーとともに楽しめるのは50代後半以降のシニア世代だろう。2年前の2017年の調査では、55~69歳までの日本国民は2500万人余りと圧倒的だ。これは、日本の総人口の約20%に当たる。この2500万人前後が昭和スマアトテレビジョンの想定購入者なのだろう。
平成最後の年となる2019年は、たった31年間という短い時代を振り返って「災害の時代」と言う人もいるが、それと同様に比べるならば、昭和という時代は「戦争の時代」だとも言えるだろう。しかし、戦争をまったく知らない世代から見ると「高度成長」と「新技術」「イケイケのバブル」時代という“元気で明るく楽しい時代”の印象のほうが圧倒的だ。
1960年前後には、日本のほとんどの家庭のお茶の間にテレビをはじめとする家電製品が入り、自家用自動車が普及し、その後の1980年代にはパソコンが登場、ネット創成期のパソコン通信で人と人の遠隔コミュニケーションが生まれ平成の先駆けとなった時代だった。
そんな明るく楽しい時代に、家族中が首を長くして待ちに待ったテレビを近所の電気屋さんが配達し、お茶の間の特等席に据え付け、電源スイッチを入れる瞬間の大感動を再体験できるスマホガジェットが、昭和スマアトテレビジョンなのだ。
パッケージデザインは“ダサ格好いい”レトロイメージ。同梱アイテムは極めてシンプルだ。昭和スマアトテレビジョン本体と背面の特徴的な合板イメージを多少端折ったイージーな厚紙。しかし、印刷だけで奥行きのあるブラウン管の飛び出したイメージも平面的だが上手く表現されている。そのほかの付属品は取説関係だけだ。
この連載の記事
-
第807回
トピックス
巻き取り式USBケーブル内蔵のUSB PD 65W充電器を衝動買い -
第806回
トピックス
これはデカい!64TBはありそう? なんちゃってmicroSD風カードリーダーを衝動買い -
第805回
トピックス
キーボードのステップスカルプチャーの美に盾突く、超かわいい子熊キーキャップを衝動買い -
第804回
トピックス
超久しぶりのライブ用に目立ち度抜群な”光るピック”を衝動買い -
第803回
トピックス
大事なモノを“隠すガジェット”衝動買い -
第802回
トピックス
チプカシなのになぜかデカい! チプカシ型目覚まし時計を衝動買い -
第801回
トピックス
離席時に便利な電子ペーパー版メッセージボードを衝動買い -
第800回
トピックス
「いつもあなたのことを思ってる!」をポケットに入れられる! 「ポケットハグ」を衝動買い -
第799回
トピックス
PCにもつながるメカキースイッチ採用のレトロな多機能電卓を衝動買い -
第798回
トピックス
白内障で片眼の手術後、高度近視の筆者が自動焦点アイウェアの「ViXion01」を衝動買い(続き) -
第797回
トピックス
白内障で片眼の手術後、高度近視の筆者が自動焦点アイウェアの「ViXion01」を衝動買い - この連載の一覧へ