12月7日、セキュアブレインは、ウイルス対策ソフト「gred AntiVirusアクセラレータ(無料版)」(以下、無料版)を2.0へバージョンアップすると共に、有料版「gred AntiVirusアクセラレータ2.0 Plus」(以下、有料版)のダウンロード販売を開始した。
無料版は、パターンファイルをユーザーがインターネット上で共有する「免疫情報コミュニティ」により、つねに最新のウイルスに対応することが可能なウイルス対策ソフト。現在「免疫情報コミュニティ」には、約1700万種類ものウイルス情報が登録されているという。また、無料版は既存のウイルス対策ソフトと併用でき、ウイルスの検知率をアップさせることもできる。
バージョン2.0では、未知のウイルスの検知をするヒューリスティック型クラウドエンジン「ETHOS」に加え、脅威をPCに依存せずに学習するクラウドエンジン「SPERO」を実装。また、本ソフトの使用者でコミュニティが作れ、コミュニティ内で見つかったウイルスやコミュニティの安全状況が表示できるようになっている。
有料版では、無料版の機能に加え、圧縮ファイルのスキャンや難読化されたファイルのスキャンに対応。さらに、ローカルエンジンの搭載によりオフラインスキャンや電子メールスキャン、ルートキットの検知と削除、レジストリとファイルシステムの修復などもできる。
対応OSはWinodws XP/Vista/7。価格(税込)は1ユーザー1年版が2480円。なお、2011年3月31日までは1980円となる発売記念キャンペーン価格となる。