eVGA「Geforce GTX 275 CO-OP PhysX Edition」
「GTX 275」+「GTS 250」でPhysX対応のハイブリVGAが発売
2010年01月21日 22時30分更新
ビデオ用の「GeForce GTX 275」とPhysX用の「GeForce GTS 250」を1枚のPCBに搭載したユニークな試みのハイブリッドビデオカード「Geforce GTX 275 CO-OP PhysX Edition」(型番:012-P3-1178-T1)がeVGAから発売となった。
同製品は、グラフィック用途として「GeForce GTX 275」を、 PhysX用途に「GeForce GTS 250」を1枚のPCBに搭載したハイブリッド仕様のビデオカード。「GeForce GTX 275」+「GeForce GTS 250」となるスペックはコア/シェーダー/メモリクロックが633MHz+738MHz/1296MHz+1836MHz/2268MHz+2200MHz。搭載メモリはGDDR3 896MB+384MB(448bit+192bit)で、インターフェイスはDVI-I×2(Dual-link)となる。
また電源コネクタは8ピン+6ピンとなるほか、SLIにも対応。例えば「Geforce GTX 275 CO-OP PhysX Edition」と従来の「GeForce GTX 275」を組み合わせれば、「GeForce GTX 275」の2-way SLI+「GeForce GTS 250」によるPhysX動作が可能となる。
カードの長さは「約27cmでデュアルGPU仕様のGeForce GTX 295並み」(販売ショップ)とのことなので、搭載するケースには配慮が必要だろう。本日入荷を確認したのはアークで、価格は3万7980円。ちなみに「GeForce GTX 275」の実売価格は約2万5000円。同じく「GeForce GTS 250」は約1万3000円ほどで、合わせて約3万8000円前後となる。2枚別々に購入してもあまり出費は変わらないわけだが、「Geforce GTX 275 CO-OP PhysX Edition」のメリットとしてはPCI Express x16スロットが1本しかないマザーでもVGA+PhysXが可能となるほか、2本でも前述のような2-way SLI+PhysX動作が可能となる点が挙げれれる。