メディアラボ(株)は、Windows上にそのままインストールすることができるディストリビューション『Linux MLD 6』を3月22日に発売することを発表した。
『Linux MLD 6』。 |
今回のバージョンでは、インストール先のファイルシステムとして、ext2、FATだけでなくNTFSを新たにサポートしたほか、Windows 2000/XPのNTLOADERからの起動に対応している。また、カーネル2.4.17、glibc 2.2.4、XFree86 4.1.0を搭載したことで、ノートPCの液晶認識率向上や、USBデバイスサポートの強化がなされている。そのほかの主な特徴は以下のとおり。
- i18n対応により日本語環境を強化
- 日本語入力システムにATOK Xを採用
- ダイナフォント5書体に加えて、リコーフォント2書体を追加
- ISA PnPデバイスや、AGPカード、ノートPCのビデオカードなどの自動認識を強化
デフォルトのデスクトップ環境はGNOME。 |
動作環境は以下のとおり。
- CPU……Pentium II-266MHz以上(Pentium III-500MHz以上推奨)
- HDD……1.5GB以上の空き容量
- メモリ……128MB以上(256MB以上推奨)
製品の価格は1万3800円。