COMPUTEX TAIPEIのレポートですでにお伝えしている通り、MSIからも760MPを搭載したデュアルAthlonマザーが登場予定となっている。現在、市場で見ることの760MP搭載製品はTyan製「Thunder K7」のみだが、アキバのショップのひとつであるStormが、MSIの「K7D Master-LR」の展示を突然開始した。
それによると仕様は、64bit PCI×2、32bit PCI×3、CNR×1、AGP Pro×1となっており、DDR SDRAM用スロットは3本。このほか、PROMISE製のRAIDコントローラを搭載されている。形状はATXフォームで305×285mmの大きさだ。
電源コネクタは、これまでATXマザーに搭載されているものと同じように見える。TyanのThunder K7には24ピンと8ピンの電源コネクタが用意されており、それに対応した電源が必要だった。これに対してMSIはCOMPUTEX TAIPEIで「Tyanの仕様が標準であると思われているがそうではない」と話しており、その姿勢は変わっていないようだ。GigabyteやASUSTeKも、MSIと同様の電源(つまり従来のATX電源仕様)で作成しているとの噂もある。
同ショップでの展示は、明日22日(日)まで。買い物ついでにのぞいてみてはいかがだろう。ちなみに、発売時期は未定となっているが、登場は近いかもしれない。
【関連記事】