6月4~8日の5日間、台北市内の世界貿易センターにおいてPC関連製品の展示会、「COMPUTEX TAIPEI 2001」で開催されている。ここでは、Akiba2GO!担当によるショウレポートをお送りする。最初は日本でもよく知られるデュアルマザーボードメーカーTYANブースから。
4日の「COMPUTEX TAIPEI 2001」初日から、AMDのDualプロセッサ(正式名称“Athlon MP”)をサポートした新チップセット“AMD760MP”を搭載するマザーボードの展示がはじまっている。
ちょうど秋葉原に登場したばかりのデュアルマザー「Thunder K7(S2463)」。 |
PalominoだというAthlon MP(エンジニアリングサンプル)。L1ブリッジも5本に増えている。 |
ダイ部分は正方形に近くなり、コアのマーキングも従来の刻印とは異なる。 |
まるでK6のような「AMD-762」。 |
電源は24Pinと8Pinの2種類のコネクタが確認できた。「将来のCPUもサポートするため」にコネクタの増設が必要になったという。ただ、MSIのブースで確認できたもう1種類のDualマザーボード「K7D Master-LR」は、通常のATX電源コネクタを搭載している。「TYANの電源仕様(2種類のコネクタ)がリファレンスであると思われているが、そうではない」とMSI担当者は話しており、この電源仕様については見解が分かれている。MSI製マザーの基本仕様は、64bitPCI×2、32bitPCI×3、AGP Pro×1、DDR DIMM×4、Promise IDE RAID(オプション)、Intel 82559 LAN(オプション)。
ちなみに、TYANによるとThunder K7用の電源はミネベアやDELTAといったメーカーが出荷を開始する予定だとしている。
MSI製「K7D Master-LR」。 |