ASRock「4Core1600P35-WiFi+」」「4Core1600P35-WiFi」「4Core1600Twins-P35」

45nmもOK! ASRockから安価な「P35」搭載のメモリコンボマザーが一挙に3モデル!

文●増田

 ASRockから「P35」を搭載したLGA 775対応マザーボード「4Core1600P35-WiFi+」「4Core1600P35-WiFi」「4Core1600Twins-P35」の3モデルが発売となった。

「4Core1600P35-WiFi+」
基板

ASRockから「P35」を搭載したLGA 775対応マザーボード「4Core1600P35-WiFi+」「4Core1600P35-WiFi」「4Core1600Twins-P35」の3モデルが発売。写真は最上位モデルとなる「4Core1600P35-WiFi+」

最上位モデルとなる「4Core1600P35-WiFi+」

コンボ仕様
Wireless LANモジュール

3モデルとも対応メモリがDDR2とDDR3のコンボ仕様となるのが特徴。上位2モデルはIEEE802.11g/b対応のWireless LANモジュールが付属する(使用時はPCIスロットが1本使えなくなる)

 3モデルとも対応メモリがDDR2とDDR3のコンボ仕様となるのが特徴。最新の45nm版Core 2シリーズへ対応するのはもちろん、オーバークロック扱いとなるがFSB1600MHzもサポートしている。以下に各モデルの特徴を紹介する。
 最上位モデルとなる「4Core1600P35-WiFi+」はSouth bridgeに「ICH9R」を採用。オール固体コンデンサを採用し、IEEE802.11g/b対応のWireless LANモジュールが付属する(使用時はPCIスロットが1本使えなくなる)。その他、主なスペックは拡張スロットがPCI Expressx16×1、AGI Express Slot×1(PCI Expressx4)、PCI×3。メモリはDDR2 DIMM×4(DDR2-1066/800/667、最大8GBまで)+DDR3 DIMM×2(DDR3-1333/1066/800、最大4GBまで)で8chサウンド(Realtek/ALC890)やギガビットイーサネット(Realtek/RTL8111C)、IEEE1394(VIA/6308S)、Serial ATA II×6(RAID 0/1/10/5)、eSATA×1、IDE×1など。
 なお以下のモデルにもいえることだが、FSBの大まかな設定は基板上のジャンパで行うほか、FSB1600MHz設定時にはメモリもオーバークロック状態となる、など多少初心者ユーザーにとっては敷居の高い部分もあるので注意が必要だ。価格はスリートップ2号店で1万7800円、アークで1万8480円。

拡張スロット
ジャンパ

FSBの大まかな設定は基板上のジャンパで行う。またWireless LANモジュールはPCIスロットの間に挿して使用するため、使用時にはPCIスロットが1本使えなくなる

スペック
I/O部

「4Core1600P35-WiFi+」のブラケット部と主なスペック

省略されたのはIEEE1394だけの「4Core1600P35-WiFi」

「4Core1600P35-WiFi」
ポップ

「4Core1600P35-WiFi+」からIEEE1394を省いただけのモデルとなる「4Core1600P35-WiFi」

 「4Core1600P35-WiFi」は上記の紹介文がそのまま、「4Core1600P35-WiFi+」からIEEE1394を省いただけのモデルとなる。その他の特徴やスペックは全く同じだ。価格はアークで1万6780円。

廉価モデルの「4Core1600Twins-P35」

「4Core1600Twins-P35」
基板

一番の最廉価モデル「4Core1600Twins-P35」。基板自体は先の2モデルと同じようだが、コンデンサは液体コンデンサに。IEEE802.11g/b対応のWireless LANモジュールがなくなったほか、South bridgeはRAIDサポートのない「ICH9」となる

 「4Core1600Twins-P35」は、今回の中では一番の最廉価モデル。基板自体は先の2モデルと同じようだが、コンデンサは液体コンデンサに。IEEE802.11g/b対応のWireless LANモジュールがなくなったほか、South bridgeはRAIDサポートのない「ICH9」となる。とはいえそれ以外のスペックに変化はなく、各スロット構成なども同じ。廉価モデルというには少々もったいないスペックかもしれない。価格はアークで1万4480円だ。
 以上3モデルとも、「P35」を採用で最近では珍しいDDR2とDDR3のコンボ仕様。かつ最新の45nm版Core 2シリーズへも対応する安価なマザーボードとなっており、意外に要チェックの製品となりそうだ。

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