(株)エイチアイは24日、(株)ゼットエムピー(ZMP)が開発と販売を行なうミュージックロボット『miuro』(ミューロ)に、携帯電話機やパソコンのウェブブラウザーから遠隔操作が行なえる機能を追加するアプリケーション『遠隔コミュニケーションパッケージ』をZMPと共同開発したと発表した。併せて同日、ZMPが遠隔コミュニケーションパッケージをmiuro公式サイト(http://miuro.com/)と、(株)イデアインターナショナルが運営する家電ショップ“Idea Digital Code”の店舗(http://www.ideadigitalcode.com/)で本日より販売開始するとも発表した。
価格については、従来オプションの購入者が損をしない価格設定を採用している。具体的には、miuro本体のみの“基本モデル”のユーザーが購入する場合の3万5600円を基準として、今年4月に発表された『自律移動パッケージ』(価格1万9800円)(関連記事)を購入済みのユーザーには1万5800円、今年3月に発売された『PC コントローラ』(4800円)の購入ユーザーには3万800円で提供される。
携帯電話機から行なえる操作や設定は、自律移動/お気に入りの場所への移動/ロボットのカメラ映像を見ながらのマニュアル操作による移動などで、ウェブブラウザーで入力したテキストメッセージを合成音声でmiuroに読み上げさせる機能などにも対応している。パソコンの対応OSはWindows Vista/XP SP2。対応する携帯電話キャリアは(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモのi-mode、KDDI(株)のEZweb、ソフトバンクモバイル(株)のY!ケータイで、対応機種はHTML対応のウェブブラウザー(フルブラウザー)を搭載するモデルとなっている。