はてなキーワード: デカンタとは
サイゼリヤで満足していると心が貧しいらしい。
元気のある時だと、「んだと、ゴルァァァァァッァァァッ!!」という心境になりそうだけど、疲れているときだと「ああ……そっすね」と全面的に同意しそう。
ただ、同意しても、「まっ、別にいいじゃないッスか」くらいの心境だな。適度に開き直るのが一番だよ。あんまりカッカしていると、この人図星なんだなと思ってしまう。自分もそう思うだけに。そんなことを言うお前の考えが貧相だっていう、レッテル貼り返しをして不毛な喧嘩に持ち込むのもしんどいし、ここは一つ、サイゼリヤの意識の低い楽しみ方を話そうじゃないか。
参考文献は「めしばな刑事タチバナ 第26巻 ファミレス呑み同好会」だ。
まずサイゼリヤの楽しみといえばワイン。グラスワイン1杯100円。俺は白のほうが好みだな。
赤もそうだけど、どちらもスッキリして癖がない。だからガブガブ飲める。2、3人でサイゼリヤに行くならマグナムボトルを頼もう。1100円で1.5リットルも入っている。
このワイン、何がすごいって店で飲んでいるのにその辺の酒屋のワインと値段が大差ないこと。一体どうなっているんだ。
しかもボトルで頼んでもちゃんと冷えてるのもポイントが高い。さすがに1人だとボトルを全部開けるのは辛いから、400円で500mm入ってるデカンタを頼もう。
値段あたりの量はビールより多いから何か色々おかしい。ちなみに参考文献のタチバナによると、グラスワインはだいたい120mmらしいから、グラスワイン4杯頼むのと価格差は大したことないけど、いちいち待つのも面倒だからボトルかデカンタで一気に頼んだほうが楽だ。あと、呑み残したボトルは持ち帰れるらしいけど(タチバナ情報)、面倒くさいからまだやっていない。
そして肴だが、ワインが若干甘みもあることだし、やはり味の濃いもので行きたい。まずは300円の辛味チキンだな。量が減ったけど、それも4つ300円だから許容範囲。辛味チキンは手が汚れるから、あまり酒が回っていないときに頼んでおきたい。
「エスカルゴのオーブン焼き(400円)」も味が濃い目でツマミとしては最高だ。
あと、「幻想定価」という概念をタチバナの登場人物が編み出してくれて、高級店の似たようなメニューの画像を見ながら、食うとお得感が味わえるというもの。あなたもサイゼリヤのエスカルゴを食いながら是非実践してほしい。高級店のエスカルゴの容器も似たようなものだし。
味が濃いものを食べて満足したら、お次はサッパリした「柔らか青豆とペコリーヌチーズの温サラダ(200円)」。グリーンピースの風味と、イクラみたいにプチプチした食感がたまらない。
そこからさらにノッてくれば、アロスティチーニ(400円)とおかわりのデカンタ(400円)も欲しいな。肉を食うから、次は赤にしよう。非常にジューシーな肉と、赤ワインの組み合わせは、リッチなディナーを食べている気分になれる。
最後は締めに定番の「ミラノ風ドリア(300円)」を食って終了。
え〜っと、ここまで全部で2400円。ワインを1リットル飲んでベロベロに酔っても、3000円も行かないとは、まさにサイゼリヤは呑兵衛の強い味方。
立ち飲み屋でも安くは飲めるけど、立ち飲み屋は長居しづらいし、立ちっぱなしだからな。それを思えばサイゼリヤは座ってゆっくり飲めるから神。
ちなみに参考文献のめしばな刑事タチバナでは、1コイン(500円)でサイゼリヤ飲みを楽しもうと、あらゆる可能性を検討しているから面白いぞ。
サイゼはデカンタでワインを頼んで安酔いしながらいろいろつまむって楽しみ方なら、かなりいいと思う。気が許せる友人と、居酒屋だと落ち着かないし、昼からでも飲める雰囲気だし、なんかサイゼがいいね、そういう気分のときってのはある。
逆にサイゼのあの料理が好きでたまらない、食べたくて通う、とかはあまりない。
お腹いっぱい食べたい、だと米系がすくないのであまり気が乗らない。またどーんと出てくる迫力があまりない。
だから、案外しっくりくるシチュエーションが少ないファミレスだと思う。
合う人には合うだろう。
ただ元増田のいうような「不味くていかない」ってことは、今現在ほとんどない。絶賛されるのが不思議だってのは同意する。
サイゼで喜ぶってのがある種の心理テストみたいになっていて、それが心理テストだともう多くの人がわかっているから、正直にイヤだというと煙たがられるから言いづらいって空気自体がさらにイヤだ、っていう気持ちはわかるな。
サイゼを頭から全否定せず、「サイゼのここはあまり好きじゃないんだよね」っていうポイントを羅列して上げていくと、「それは俺も思ってた」みたいな同士を集めやすいかもしれないね。
ソロ(オッサン一人)な。店が酒出せる嬉しさに早速お昼ご飯でサイゼに来たよ。
ツマミ(アロスティチーニ、サラダ)と赤デカンタ250ml頼んで、アロスティチーニを赤ワインでやっつけてる間にもう一つツマミと白ワインでフィニッシュかな、という布陣で臨んだのよ。
したら一番最初に来たチキンのシーザーサラダがクッッッソ美味くてさ。ヤベェサラダなら白にしたかったし赤250mlも速攻持ってかれるわだけど次に羊肉と麻薬粉(やみつきスパイス)来るしな〜と悩んだ3msec後には赤デカンタおかわり頼んだんだけど、それが来た時にはグラスは来なかったの。
あれ?デカンタ頼んだらいつも冷えた(割れないけど透明性高いプラ製)グラスはくれるのに、おんなじ酒頼んでもマニュアル的には新しいグラスを持ってきてくれるもの、と思ったんだけど、まあグラスは今のやつそのまま使うことに全然抵抗ないし、とその時は気にしなかった。
で追加の赤ワインもアロスティチーニと共にやっつけた後、残ったサラダと追加でサイゼもつ煮(イタリア風もつ煮込み)頼んで、それを白ワインデカンタでやっつけよう、でも赤と同じグラスは流石に嫌だな、と不安もありながら注文したら、その時には代えの冷え冷えグラスも持ってきたのよ!
あ、サイゼリヤなのに、店員さんもバイトなのに、客を見た細かい振る舞いするんだってちょっと感動しちゃったよ。
あとね、入店時「酒飲むなら90分で出てけよ?」的なこと言われたのに、最初のワインデカンタ持ってきた時には「さっきあんなこと言ったけど…ソロだったら別にいくらいてもいいんだからねっ!」て言われてちょっと萌えた。
ZZ:無難の中では辛い。飲み会で飲めないやつがコーラというノリ。
ポケ戦:レモンチューハイでというノリ。揚げ物が最初に来るような場所ではいいが、刺し身とかがメインのところではやめよう。
0083:夏なのに熱燗を頼むようなノリ。
08小隊:串カツ屋なのに玉ねぎ串とキャベツばかり食うようなノリ。
X:焼き鳥屋で盛り合わせを頼まずに自分が好きな部位だけ頼み、人に注文を任せる時になにもいわないくせに自分の好きな串が入ってないと「鶏皮いれろよ~」とかいう焼き鳥マスター勘違いレベル。
∀:焼き鳥屋で盛り合わせを人数分頼むが心遣いがいきすぎて串から肉を剥がすような奴
UC:飲み会で飲めないやつが「自分は水でいいです」というノリ。
AGE:ビールを頼むも自分が好きな銘柄じゃなかったら切れるようなヤツ。
鉄血:「デカンタでもってきて!」というようなやつ
今までずっとワインの美味しさが理解できなかった。酒ならビールのほうが美味しいし、世間で過剰にありがたがられている(これは今でもそう思うけど)のも背を向ける理由となっていた。
もともと食への関心は高い。平均以上の収入もあるのでおいしいものを食べてきた。
お前は今までに食べたミシュランの星の数を覚えているのか?と聞かれたら、夜空の星の数と同じ位かな、と答える程度にはレストラン巡りをしてきた。
ワインは美味しくないと思っていたし、料理と違ってレストランでの付加価値はなく小売でも買えるのに、何故に3倍の値段を出してレストランで飲むのかと思っていた。
このためワインを飲む機会は、飲み会の場で誰かが頼んだワイン、常に安いヤツだ、を飲む位であり、そのたびにワインてまずいなと思っていた。
転機は営業職の配転だった。40目前にして初めて営業に配属された。営業は絶対に嫌だと思っていた。他に能がない奴がやる仕事だと思っていた。実際に営業やってみたらその面白さに気づいた。それは別の機会に語るとして、営業なので経費が使えるようになり、仕事で客と食事に行く機会が格段に増えた。営業で行く店は社内の飲み会に行く店よりも数段格上である。
そこで客に勧める手前自腹では絶対注文しない高いワインを飲む機会ができた。グラスワインで言うと2000円、ボトルで言うと1万円より上のワイン。この価格を飲んでみて気づいた。どれもこれうまい。うまいー。うますぎるー。
今まで口に入っていたのは大体ボトルで店で二ー四千円くらいのものだった。飲んだ後に嫌な味が口に広がるのだが、前述のような価格帯の場合それが全くない。
ワインは価格だ、と言うとおそらく語弊があって、目利きの力があれば必ずしも高い値段を出す必要はないのかもしれないが、俺のような特に興味のなかった一般人が目覚めるのに必要なのは価格だった。それとデカンタージュとか、抜栓から時間を置いたり、そのクラスの店が行う取り扱いも重要なのだろう。ソムリエと言うのも単なるハッタリの職業だと思っていたが見直した。なぜなら自分でデパートで5千円のワインを買ってきて飲んでもたいして美味しくないからだ。彼らの目利きには価値があったのだ。