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はてなキーワード: セロームとは

2024-12-10

植物を育てたい人へのアドバイス

まず、普通ホームセンターで売られている観葉植物を買って育ててみましょう。

ポイントは「普通の」ホームセンターで選ぶことです。

まり植物売り場に力を入れていないような、小さなホームセンターがいいです。

どんなに小さなホームセンターでも、例えば、モンステラパキラ園芸種のアンスリウムセロームガジュマルサンセベリア…このあたりの品種が売られています

ホームセンターで売られている観葉植物なんて大したことないと思われるかもしれませんが、ホームセンターなどで大量に流通する品種というのは、

日本環境で、あまり栽培経験のない人が育ててもぐんぐん成長する、頑丈なスーパーエリート植物たちなのです。

値段もお手頃で、頑強なホームセンター観葉植物初心者の方が経験を積むのにピッタリ。

観葉植物ライフを楽しみましょう!

というのは嘘だ。偽りの虚無・虚像だ。こんなことを言うやつのことは信用してはいけない。

本当は、まず、行ける範囲で最も大きくてマニアック植物が揃っている植物屋にいくんだ。

東京ならオザキフラワーパークとか。無かったら植物園でもいい。

そして中を満遍なく歩き回る。端から端まで踏破する。

頭の上から足元から植物が襲ってくるだろう。

店の中なのになぜか植物を掻き分けるように進まないといけない場所もあるだろう。

そうやって歩きにくい店内を苦労して歩いていたら、どこかで魂が震えるような出会いがあるはずだ。

しかしたらそれは穴ぼこだらけの蟻植物かもしれない。

しっとりと濡れた毛深いシダ植物かもしれない。

誇らしげに壁に飾られたビカクシダかもしれないし、アンティークオブジェのようなユーフォルビアかもしれない。

堂々と値札を掲げた塊根植物かもしれない。燃え上がり噛みついてくるようなアガベかもしれない。腹をすかせた食虫植物かもしれない。

魂が震えて、その姿に目を奪われたら、とにかく買うんだ。

どんなにマニアックで、どんなに気難しい植物でも、どんなに高価でも関係ない。

見た瞬間魂が震える植物を見つけて、買う。それだけ。

それが、幸運にも育てやすいのなら問題ないが、やっぱり目を奪われるような植物はたいてい手間がかかる。

日本環境ベランダ一年中置きっぱなしにできるようなものは少ない。

から、まずは1年間、死ぬ気で環境を整える。

寒いのが苦手ならでっかい衣装ケースを買って、中にヒーターマットを敷いてやる。

湿度が好きな植物なら衣装ケースの中に水槽水槽用のヒーターを入れて温度湿度を与えてやる。

日光が好きなら植物育成ライトを買って毎日12時間照射する。

サーキュレーターも忘れずに。パソコン用のケースファンを使うのもいいぞ。

スイッチボットを組み合わせて光、温度湿度、風を全自動コントロールし、家の外からでも植物状態を数値で管理できるようにする。

過保護に、考え得る限り最高の環境を整えてやる。

そうやって工夫と苦労と心配を重ね1年、全ての季節を乗り越えたとき、思うだろう。

今の自分なら、大抵の植物なら育てられる。

もちろんそれは錯覚だが、そう思えたのならきっともうこちらの沼にはまっている

植物ライフを楽しみましょう。

2023-05-15

植物を育てている

ひとり暮らしの家でその辺で売ってた普通モンステラセロームアンスリウムを育てている。

動物ならまだしも植物なんかじゃ孤独を癒すなんてことは無理だろうと思っていたけど、意外といい感じだ。

かに植物動物のように動かないが、植物動物よりも成長が早い。

毎日目に見えて何かしらの変化がある。

新しい葉っぱの展開が始まれ毎日の進捗の速さに驚く。

葉っぱって、なんというか信じられない速さで生成されているんだ。

不思議だし、圧倒される。

生成される様を見られるのではないかとジッと見てしまう。

植物の前に座って眺めていると30分くらい経っていることがある。

そして、家に「成長し続けている物がある」というのは精神衛生上非常に良い、ということも感じている。

植物って当たり前に前向きなんだよな。

こちらの事情とかお構いなく、無理やり成長していくから自分もそれに突き動かされているのを感じる。

実際、成長に合わせて鉢を大きくしたりしなきゃいけないから、かつてあった虚無の休日は確実に減るしね。

あとはやっぱり植物といえど「自分必要とされてる」感じがいい。

やることって言っても水やりとたまに肥料やるくらいなもんだけどさ。

ひとり暮らし動物飼うのはやっぱ躊躇われるので、植物はちょうどいい。

冬は成長遅いけど、暖かくしてやらないといけないからあれこれ工夫して、気遣ってやるとなんか自分が善い人間になれたかのような気分になれる。

こうして植物自己肯定感安定的に微増させてくれるのだ。

 
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