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2020-10-22

自分はてブでのふるまいって、駅でぶつぶつ言っているおじさんと

あんまり変わらないと思った。まあ、厳密には駅じゃなくて、電車だったんだけど。

以下、独り言

今朝のできごと

ここのところはいつも時差出勤で、9時半くらいの電車に乗れば十分間に合う生活が続いていた。

その気楽さが雰囲気に出ていたのか、席がちらほら埋まった電車の中をふらふら歩いているとき、突然、座っていたおじいさんがなんや、お前はこんな時間に遊んでいるんか」と発話した。

ちょうど空いている席がその人の前の席しかなかったので、どうしようかと思ったが、(まあ、架空の人に話かけているかもしれないし。仮にこっちに話しかけているとしてもどうでもいいしな )と無視して、座ることにした。

座ったあとも、おじいさんのお話は続いていて、「これから遊びに行くんか。こんな時間電車乗ってからに。どうなってるんや。ちゃんと働かなあかんぞ。わしの息子やったらどついてるぞ」等と話していた、一人で。

(いや、スーツ着てる奴に対して、遊びに行くと思うわけないし、やっぱ架空の人と会話しているのかな。というか、ご自慢の息子さんは結構暴力的なのかな。なんにせよ、ヤベー奴だな)とは思ったが、どうでもよかった。

なぜなら、出社したら課長協議をするべき事項が二つほどあって、どんなロジック・順序で話を展開するか頭の中で復習しつつ、課長がどんなことを気にしそうか、それに対して係長がどんな頓珍漢な返しをしそうか、さらにそれをどうフォローしようか、考えを巡らせていたからだ。

昨日、日付が変わる前まで資料を作っていて、でもまだ山場は終わっていなくて、仕事で頭がいっぱいだったのだ。

おじいさんは、飽きることなく話を続けているが、言っていることはループしていた。

課長協議シミュレーションが大体終わったので、僕はスマホ株式市場を眺めていた。

どうやら、eSIM関係日本テレホンが急騰しているらしい。さくっと買って、後場が始まる12時半には上がっていようと上がっていまいと売るか、と考えた。

まだ、おじいさんの話は続いていおり、ホームレスのような匂いも漂っていたが、特に気にはならなかった。

おじいさんはあらゆる人に無視されており、 近くに大学生くらいの女性の二人組がいて、至極なごやかに楽しそうに会話していた。

(というか、さっきのは、もしかして、僕がこのおじいさんの息子だったら、教育意図で殴っている、っていう意味だったのか?)とふと思ったが、まあ、どうでもよかった。

スーツを着て遊びに行くわけがないし、時差出勤を理解できなくても、出張帰りとかいくらでも可能性があるのに、それがわからない、年だけとった世間知らず を哀れに思った。

それに、どうせ、あと五分で目的駅に着くのだ。本質的自分人生には関係がない人だった。

トンネルを抜けて、目的駅に着いたので席を立ったら、「〇〇駅か」とおじいさんが発話した。

マジで僕に話しかけてたのか)と少しおじいさんに興味がわいたが、面倒くさいという気持ちが勝ち、背格好等を観察することもなく、さっさと降りた。

このおじいさんの言動自分はてブでやっていることとは何が同じなのか

課長協議の一つは無事に終わり、もう一つは課長に急用が入ったため流れた。

21時くらいまで残業して、帰り道、まあまあ仕事が上手くいったな、と思い返しているときに、ふと今朝の出来事意味を考えた。

あのおじいさんは、なぜ突然通りすがりアラサーおっさん説教をはじめ、全く聞いてももらえなかったのに、それを延々と続けたのか。

一つは、自分常識に照らして不道徳な行いを目にしたと感じ、それが気に入らなかったから

もう一つは、自分は知性に優れ、適切なアドバイスができる人間であると認められたい、という承認欲求があるから

さらには、そもそも鬱屈したものを抱えており、それを解消する話相手もいないから

大体こんなところだろうか。

こういった動機で、求められてもいないのに無関係な人に話しかけ、誰も聞いていないのに、それをやめない。

なんか、最近ニュースに対する僕のはてブブコメもそんなに違わないなと思った。

過剰でずれた正義感と知性を見せびらかしたいという自己顕示欲求、さらには承認欲求

誰かを馬鹿にしたい(=自分がその人より優れた存在であると思いたい)といマウンティング欲。

それだけではないにせよ、絶対そういうものが混じりこんでいるよな、と思った。

ちょっと距離を取った方がいいように感じた。

ついでにまとめサイトでのイキりも思い出した

一週間前くらい前、「進撃の巨人最近また面白さを盛り返している」という趣旨スレのまとめをみて、そのまとめサイトコメ欄も絶賛一色だったので、なんか違和感を感じ、異論を唱えた。

「作者はなにがしたいのか、もうファンタジーでもなんでもなくて、迷走しているだけじゃないかテーマもクソもない」という趣旨のことを書いたら、レスがついて、面白さを熱く語ったあげく、「その面白さに感じるところがなく、そもそもテーマがどうとか気にする奴はお呼びじゃない」という言われた。

で、そこでふと醒めて、(まあ、確かにそもそもアンチスレではなく、面白さを語り合うスレだし、そのまとめだし、自分場違いなだけだったな)と反省した。

なんでもかんでも一言モノ申すマンになってるの、自分でもおかしいと感じた。

ちょっと前にツイッターで見かけたTwitterかいう全員が低い方向へ流されていくどうしようもない川。」というツイートを思い出した。

少し、いろいろと過剰だよな、と思った。

そんなことを考えていると、家の最寄り駅についたので、ココイチによって晩御飯を食べることにした。

いつもの習慣でなにか漫画を読もうとすると、『進撃の巨人』が目に入ったので、それにしようかと思ったが、今はまだ余計なもの自分の中に残っているように思われたので、またにすることにした。

いつか、心が落ち着いたときに読み返せばいいし、そのときまとめサイトでのやりとりを思い出してもいいし、思い出さなくてもいい。

どちらでもいい、と思った。

追記

やたらと強調を入れたのは、長文を読んでもらえるとは思ってないから、そこだけ読めばほぼ趣旨はわかるようにしたつもり。

なんにせよ、僕がやばい奴には違いないから、まあ、どうでもいい話なんだけども。

  • はてなブロガーなんて喋り倒してるやばいやつやん

  • その自己顕示欲含みの独り言が誰かの役に立つこともあるし、 それを見て君の考え方の歪みを指摘してくれる人もいるかもしれない そうでなければただ無視され誰かを怖がらせることも...

  • 完全に合法な行いだ

  • 本筋と全く関係ない反論だが。 進撃の巨人はファンタジーでもなんでもない作品に変質したというのはそのとおりだが、これまでの伏線回収を見るに迷走はしてないだろと思う。 つーか...

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