たこ焼きブクマカたちが熱く語っててマジ笑った(https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.ritocamp.com/entry/488)。でもさ、たこ焼きとかお好み焼きみたいに濃いソースでどうにでもなるジャンクな食べ物以外で、大阪の普通のレストラン(和食、イタリアン、フレンチ、スパニッシュ、中華)ってまともな店ある?ないよね。だから毎回大阪じゃなくて京都に泊まるんだよね。
そういや、大阪避けて奈良に泊まるって記事も見たけど、奈良ならいい店が3軒くらいは思い浮かぶ。でも大阪はそのレベルの店すらない。終わってるわ。
在華坊が推してる谷町「れだん」とかも、まあ悪くないけど、結局ただの居酒屋だし。それを「大阪の名店」とか言われてもね。
なんで京都には名店が多いのに大阪にはないのか?って考えてみたんだけど、いくつか理由が思い浮かんだわ。まず、海がショボいってのがデカい。新鮮な海産物が上がらないから、どうしても素材のレベルで東京や京都に勝てないんだよね。そりゃ「粉もん」に頼るしかないよなって納得したわ。
あと、京都や東京に対する無意味なライバル心も問題だと思う。「あんなもん真似するかい!」みたいなプライドだけ高くて、結局良いものを素直に取り入れられない。結果として、世界から取り残されたガラパゴス的な食文化が発展しちゃってる感じ。たこ焼きとかお好み焼きに命賭けてるのもその延長だよね。
そう考えると、たこ焼きブクマカたちが「外側がカリッとしてるかどうか」しか語れないのも納得できるわけよ。結局、味のことじゃなくて、歯ざわりとか表面の話しかできないあたりが限界って感じ。これが大阪クオリティなのかもね。