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2024-10-21

好みが全く合わないけど結婚した結果

当然だがどちらかの「執着する物事」で、よく小競り合いが起きるが、概ね問題なく過ごせる。

うちで言うと「食事」だ。

私が食事をかなり大事にしている。

私は好き嫌いがなく、どんなものも美味い。

ゲテモノや異国飯にも興味があり、食べたことがないものを食べてみることが好きだ。

対する夫は好き嫌いやこだわりが明確にあり、自分が認めたものを何度も(それこそ毎日でも)食べる。


夫の嫌いなものは主に「匂いが嫌い」で構成され、次点で「食感」もある。

夫は蟹、しいたけ冷やし中華絶対無理

キノコなめこしめじエノキは許すが、調理方法によっては主張が強いと✕

ただしマッシュルームOK

みたらしは✕、甘じょっぱい味付けはすべからく✕。おでん出汁の甘さによっては危険。(ただし料亭おでんは素朴だから良し)

ケチャップ微妙

卵も生は✕。肉もサシが多いと✕。ホルモン✕。

海鮮刺身を少量なら。

ただし新鮮じゃないと✕。光り物と鮪が好き。その他はあまり食べられない。

ただし焼き魚は大好き。

せんべいも堅くないと✕(ぬれせん論外)

果物みかんバナナは熟れる前の青みがかった色じゃないと△。

などなど。

よく「好きなものが一致しなくても、嫌いなものさえ同じならうまくやれる」と聞くが

私達は嫌いな食べ物バラバラだ。

(そもそも私は嫌う食べ物がない。)

夫の数少ない「好きな食べ物」に、好き嫌いが全くない私も「それ美味いよね!私も大好き!」と同意できるから

うまくやれている部分もある。

飯炊き係は私なので、アレルギーでない限りは私の好きなものも取り入れて好きなように作ってはいる。

文句があったら自分で作れやスタイルだ。

それでもなんとかなっている。

夫もこだわりや好き嫌いはあるが、食事に執着するかと言われるとそうでもないのだ。

食えればそれでいいらしい。

これで私と同じくらい食事大事にしてたら危なかった。完全に戦争だった。

対する私は旬のものを食べたり、行ったことない美味しそうな店を開拓して楽しんだりしたい。食事が日々の楽しみでもある。

なぜそれでも結婚したのかといえば

それ以外での価値観根底になるものが似ていたからだ。

ちなみにその価値観の発露、表現方法真逆だ。凸凹である

しかし、一番大事根底共鳴する部分があった。凸凹であることがうまいことパズルのようにハマった。

飯の好みは全く合わなくても、夫が飯に執着するタイプではなく、

かつ私も夫の好き嫌いを意に介さずに食いたいもの食ってれば、お互いストレスまらないので関係はうまくいきます

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