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2024-08-31

チェスターコートを求めて彷徨う。しかし、どうにも場違いなようである

金曜日とはいえ、平日の午後であるからか、ショッピングモールに人は少ない。

空いているのは良いが、服屋に入ると目立ち、ほぼほぼ店員に声をかけられてしまう。

こういうところは二人で雑談しながら巡る方が良いのだろう。

お互いに会話していれば、店員もおいそれと関わってこれまい。

そして、値段の上でも場違い感を見せつけられる。

17万円のコートが、50%オフとはいえ平然とぶら下がっている。まるで家電だ。

家電を身にまとって歩くとは想像の及ばない世界だ。

多数の男女が談笑しながら歩くのをよそに、寒空の下をあてもなく歩く。

赤レンガ倉庫では似顔絵を描くサービスが目に入る。

二人で来たなら、世界に二つとないオリジナリティあるお土産であり、かさばりもせず、描くまでの間まったりと座って待てるのだから

デート向けの良い商売だなという気がした。

以前中華街で見かけた占いもそういうことなのだろう。

お互いの相性や将来なんかを占うんだろうか。

赤レンガ倉庫の外にはスケートリンクが用意されていた。

450円もする塩キャラメルミルクティーを注文する。

スケートを楽しむ人たちを眺めながら、ひとりでミルクティーをすする。

MARKISの前は青く光るイルミネーションで輝いており、スマホ撮影を試みる人も少なくなかった。

街の灯りがとても綺麗ねヨコハマブルーライトヨコハマ

残念ながら一人である

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