指導要領で数学Cが復活したから「数学IIIと数学C」と表記するけどまぁそれはともかく…
その範囲に入らない段階での三角関数について学んでもかなりつまんないとは正直思う
結局数学II・数学Bまでの三角関数はグラフを書いてどんな形になるか確かめたり、せいぜい加法定理を習うまでだからだ
これでは特定のxに対して sin x, cos x, tan x が幾つになるかばっかり考える事になる
三角測量という重要な応用があるにはあるが、それは結局実生活に役立ってる事が分かりはするが
これじゃ退屈に感じてしまう人がいても仕方ないよ
微積分と繋がる訳だ
これで様々な有理関数の不定積分が三角関数を用いて表す事が出来たりと
他の分野との有機的な繋がりが見えてくる
様々な平面図形や立体の面積・体積も求められるようになるし変種を含むサイクロイドもよく分からない曲線では無くなる
加法定理の応用範囲も色々と出てきて特定のxに対しての三角関数の値を求めやすくするためだけの定理ではなくなる訳だ
新学習指導要領の都合だと平面上の回転変換が三角関数を用いて表される事まで学ぶようになるかもしれないな
ゲームで言うとそれまで一部の地域でしか冒険してなかった主人公が急に世界全体を冒険出来るようになる滅茶苦茶面白い段階と言っていい
三角関数というものが面白い部分がすっかり抜け落ちた存在に映っても仕方ないものがある
世間で「三角関数は文系で習わなくてもいい」みたいな事を言う人達はこんな退屈な状態で学ばされたから言ってるのかもしれない
そんな事を言った某議員とかも三角関数を微積分までは勉強していないのは個人的に知ってるから尚更思ってしまう
だからといって数学II・数学Bから三角関数を無くすべきではないとは思いたい
逆にどうだろう…数学IIで三角関数を学ぶのと同時に簡単な微積分も習うんだから
そこで実は三角関数が絡むと微積分はとても豊かになるんだって証明抜きで簡単に紹介してみるのはいいんじゃないかな
そうすると三角関数が嫌いな人が減るような気がするんだ
どこまでやっても中途半端ではあるんじゃないかな ゼータ関数までやれよとか言う人もいそう
偶然昨日 共通テスト数学を、数学者が解いてみた結果【大学受験数学】 というYoutube動画を(半分くらいまで)見たんだけど 2023年の共通テストの、秋田イージスアショア測量ミスをモチ...
cosがベクトルの類似度計算に使えるとかそういう基本を案外わかってないよね高校生
加法定理と内積の関係とか、和積公式がすなわちうなり現象に対応するとか、数ⅡBの範囲まででも数学的・物理的に面白い内容は色々あるぞ。 (でもsin xはともかくtan xを扱う意義は俺...
今は、ベクトルが数学Cってマジ?
でも結局、それが面白く感じられるのはそういう素養がある人だけなんだよ
余弦定理なんかを使って幾何の問題が補助線を使わず機械的に解けたりするのは面白くない?
大学で三角関数が音楽への関わりがものすごく深い事を知って好きになったな。 矩形をフーリエ変換して三角関数に直す授業は、エレキギターの音が歪む原理に繫がってるとか