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2019-10-09

[] リブ

リブラ(Lybra)は、イタリア自動車会社ランチア製造していたFF方式乗用車

デドラの後継車種として1999年フランクフルトモーターショーにて発表された。

ディタイプは4ドアセダンと、ステーションワゴンの二種。

  

シャシーは同じフィアットグループアルファロメオ156フロアパンの流用で、独自サスペンションエンジン構成

セーフティやボディ剛性感、内装装備の質感や充実、そのスイッチ類や操作系の感触に至るまで徹底して煮詰め、

上級クラスカッパを凌ぐ内容を追求。

しか市場の反応は鈍く、商業的にはランチアやその親会社であるフィアットの『アルファ156に続く大ヒット』という思惑には

程遠いセールス結果に終わり、2005年生産終了。

  

基本デザインを手掛けたのは、ピニンファリーナを離れたのちランチアにてチェントロスティーレを立ち上げ、

デザインマネージャーとして初代イプシロンデザインを纏めたエンリコ・フミア。フミアはこのリブラもイプシロン共通

デザインコンセプトでまとめた。しかし、デザインに関してランチア首脳陣と意見対立し折り合いが悪かったフミアはリブラの

発表前にランチアを離れ、後任のマイケルロビンソンがコンセプトモデルディアロゴス企画し、そのコンセプトに基づいて

リブラのフロントマスクを中心にデザインを変更し発表、今日の姿となった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%96%E3%83%A9

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