■渋沢栄一って偉人だわ。

1. 豪農出身。
2. 尊攘派志士から、徳川慶喜の家臣・幕臣に。
3. フランスへと渡航する。パリ万博を視察したほか、ヨーロッパ各国を訪問する昭武に随行。
4. フランス滞在中に御勘定格陸軍付調役から外国奉行支配調役となり、その後開成所奉行支配調役に転じた。
5. 帰国後、フランスで学んだ株式会社制度を実践。
6. 度量衡の制定や国立銀行条例制定に携わった。
7. 第一国立銀行ほか、東京瓦斯、東京海上火災保険、王子製紙（現王子製紙・日本製紙）、田園都市（現東京急行電鉄）、秩父セメント（現太平洋セメント）、帝国ホテル、秩父鉄道、京阪電気鉄道、東京証券取引所、キリンビール、サッポロビール、東洋紡績、大日本製糖、明治製糖、澁澤倉庫など、多種多様の企業の設立に関わり、その数は500以上といわれている。1887年ころには、渋沢を慕う経営者や管理職が集まる龍門社が組織され、昭和初期には数千名の会員を数えた。

渋沢栄一が他の明治の財閥創始者と大きく異なる点は、「渋沢財閥」を作らなかったことにある。

「私利を追わず公益を図る」との考えを、生涯に亘って貫き通した。

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