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2009-07-27

http://anond.hatelabo.jp/20090726225503

今年の梅雨はとても長い。けれども、雨量の少ない梅雨になんの魅力があるんだろう。雨は降ってこそ雨たりえるのにな。

「認める/認めないという話」は、これまでのやり取りで出てきた、「自分認識して欲しい」ということを話題にしたかったわけで、

意識が開いている時というのは、自分以外の世界(他者とか)を認める/認められることが出来る状態で、

意識が閉じてしまうと「小さな世界」で完結した状態になるので、「小さい世界」を「大きい世界」と混同しちゃって孤立するから

意識を開いておく必要がありますよ。

「認める/認めないという話」が「自分認識して欲しい」という話題をさしていることは分かっていたから大丈夫。「意識の開き」に関することも、把握いたしましたよ。

その上で、以下の文面に対する考えをば。

あなたの言葉では意識≒小さい世界であるから、

意識の状態にかかわらず、「小さい世界」同士あるいは「大きい世界」との間は

干渉しあう関係であるという見方なのかな。

うん。そう言うものだと私は思っているよ。なるほど、これが私とあなたの差異だったわけだ。

どうすればうまく表現できるんだろうか、突飛な喩えになるけれども、個人的に「小さな世界」は川における水分子のような存在だと思うんだよ。

で、「大きな世界」は、下降していく流れというか、河川の形そのものなんだよね。

だから、ひとつの自我としての「小さな世界」が完璧に閉じていようが開いていようが、流れの前ではどうすることもできないし、隣り合う水分子の影響を受けざるを得ない。

一方で、絶え間ない「小さな世界」の奔流は道しるべとしての「大きな世界」を削り続けていて、いつも形を変容し続けている。

そんなものだと、私は考えているわけなのでございますよ。

波形と共感の話題について。

位相で打ち消しあうことはままあるだろうと思うよ。人はそれぞれ違うから。

打ち消して、共鳴しあって、時には全然形が違うのに増幅しあったりして、関わりあっていくんじゃないかなあ。

アニミズム精神になるのかもしれないけれどさ、やっぱり土地や物体が存在することからも人は影響を受けるし、物体同士でも互いに影響しあっているんじゃないのかな。

そこに世界を見るかは、また違うお話になるのだけれども。

ここでの世界っていうのは「意識」や「命」ってことかな?

うーん、難しいね。その通りでもあるけれど、それだけでもない。

私は土地や物体が存在することにおける世界に、二段階の視点を持っているわけなのね。

つまりは、「意識」や「命」などの個体数レベルでの概念と、積み重なった「意思」だとか織り上げられた「精神」みたいな、総体としての「小さな世界」を見ているわけなのです。

九十九神ってあるじゃない。

そこに神が宿っているのかどうかは分からないけどさ、外部にある無数の「小さな世界」と変わり続ける「大きな世界」から影響を受けてきたんだもの。

始めは空の器だったかもしれないし、微々たる世界しか持ちえていなかったかもしれない。もしくは、作り手の意識のみが込められていたのかもしれない。

けれど時を経ることによってさ、やがては総体としての世界になっていくんじゃないかと思うんだよね。

……動物自我としての「小さな世界」が強すぎるから、存在として発する波形だけでなくても思いをそのまま相手に伝えることができてしまう。

言葉や刺激、肉体的表現など、細分化されたが故に、意図を明確に示唆できすぎてしまう手段をたくさん持っいると思うんだ。

だから、なかなか総体としての「小さな世界」になることができない。もちろん、それが悪いってわけではないのだけれども。

ただ、そうだからこそ人は、総体としての世界を持ちえている自然音楽芸術などに惹かれていってしまうのかもしれないって思う。

癒しや安らぎを求める心理も、似たような原因から来ているのかもしれない。

うーん、ここまで書いてみて気づいたけれど、「大きな世界」の立ち位置曖昧になってきてしまったかな。再考しなくては。

記述する前にどんどん言葉が簡素化されて、実際に表に出ると意味不明というのは立派なコミュ障害か

コミュニケーションは重ねることに意味があるんじゃないかな。一度で伝わらなくても、二度目で十分理解することができたんだ、何を思い悩むことがあるんだろう。

繰り返したっていいじゃない。にんげんなんだもの。

長い。梅雨と同じくらい長い文面やわあ。

記事への反応 -
  • 認識が微妙に違っていい感じだ。 というのも、記憶や記録をされるにあたっては誰かに認識してもらうことが大前提にあるからです。みんなそう思っているんだろうね。 認識されな...

    • なんかすごい寝ていた。15時間寝てた。どうした、私。 認識されなくても記憶や記録に残る可能性はある。(背景の一人とかその他大勢とか) うん。だけれどもさ、そうやって残るた...

      • なんかわかってきた気がする。 でも、だからと言って“他者が見る”世界の存在を否定しているわけではなくて、私と他者が同時に認識している“世界”がないとも思っていないんだ...

        • 今日は午後から雨が降るらしい。 私の考え方では、世界は大きい世界だけで、自分たちの存在はあくまで世界の一部と言う捉え方。 あなたのいう「小さい世界」を、「意識」あるいは...

          • 天気が悪くなるかと思ったけどそんなこと無かったぜ。 認める/認めないと言う話も、「意識が世界に対して開いているか?」と言いたかったんだよう。 認める/認めないという話...

            • 今年の梅雨はとても長い。けれども、雨量の少ない梅雨になんの魅力があるんだろう。雨は降ってこそ雨たりえるのにな。 「認める/認めないという話」は、これまでのやり取りで出て...

              • 梅雨は明けたと聞いた覚えがあるのだけど、違う世界の話だったかな。 どうすればうまく表現できるんだろうか、突飛な喩えになるけれども、個人的に「小さな世界」は川における水...

                • 本筋と全然関係ない横だけど、世界じゃなくて地域が違うんだろ普通に http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/sokuhou_baiu.html ほれ。梅雨明けがまだの地域は多いよ まああなたが違う世界に住んで...

                • ナイルの水の一滴。志賀直哉という小説家の短文なんだね。知らなかった。私には知らないことがたくさんあります。 小さな世界というのは自分から見た世界であって、 そこに映るも...

                  • 横増田。 内包ってのに違和感を感じた。上手い言葉が見つからないが、エイリアス、リファレンス、しいて言えば別記か。 人は、大きな世界を、小さな世界にカテゴリー(いわば窓)を...

                    • 横文字難しいです。 内包ってのに違和感を感じた。 確かにニュアンスが違ってくるかも。より正確に現わすのならば、『内に取り込むことによって認識を深める』とした方がよかった...

                  • 今日中にレス書けるか?! 確かに小さな世界は自分から見た主観的な世界ではある。 ただ、そこに映るものを自分の主観によって決定するわけじゃなくて、そこに映るものの“意義...

                    • すごく……頭が回転してくれません…… 自分を主体とした時に、「何に意味を見出すか?」という視点で考えると 意識を閉じた状態においては、世界に意味付けするのは自分の視点し...

                      • 考えているのか感じているのかわからないことを言葉にする過程。   つまりは、「意識を開いた状態」っていうのは、共同体としての自己ということなのかな。社会性を有しているみ...

                        • 私という矛盾している思考空間。 私の感覚では、意識というか「知性」が根本的にデジタルな原理で動作していて、 0と1の境界を生じさせる(=分類する)ことで存在を認識する...

                          • ちょっとしたことをダラダラ書く。   私はさ、ある意味「言葉を捨てよ」と繰り返しているんですよ。もしくは「記号を捨てよ」としてもいいかもしれない。 理解するために、人は...

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                              • 8月になるというのに幽霊でも出てきそうな涼しさだ。   自分の存在をありのままに受け入れて、問題の解決を図ることもできる。 全てを受け入れることっていうのは、つま...

                                • 死者を恐れるのはなんでなんだろうね。 異界の存在だと思っているからなのかな。それとも、死者という存在が恐れを撒き散らしているからなのかな。 もしかしたら、死をにおわしてい...

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