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ネーベルホルン杯 覚醒

チャレンジャーシリーズ、3戦目はネーベルホルン杯です。ここまで男子も女子もアメリカ勢の2戦2勝。昨季までとは違う流れが見えてきています。

 

○男子シングル

Pl Name Nation Total SP FS
1 Sota YAMAMOTO JPN 262.72 79.00 183.72
2 Gabriele FRANGIPANI ITA 246.11 79.18 166.93
3 Deniss VASILJEVS LAT 235.72 83.78 151.94
4 Junhwan CHA KOR 228.48 69.81 158.67
5 Roman SADOVSKY CAN 225.24 71.99 153.25
6 Edward APPLEBY GBR 216.48 74.02 142.46
7 Mark GORODNITSKY ISR 213.27 74.04 139.23
8 Lev VINOKUR ISR 208.90 70.61 138.29
9 Andrew TORGASHEV USA 207.65 63.92 143.73
10 Yong Myong RO PRK 205.62 65.74 139.88
11 Maxim NAUMOV USA 199.30 63.01 136.29
12 Jari KESSLER CRO 191.73 69.59 122.14
13 Georgii RESHTENKO CZE 191.25 72.86 118.39
14 Wesley CHIU CAN 189.77 73.46 116.31
15 Dias JIRENBAYEV KAZ 183.97 69.60 114.37
16 Nikita STAROSTIN GER 181.44 56.32 125.12
17 Burak DEMIRBOGA TUR 177.90 59.98 117.92
18 Matteo NALBONE ITA 171.87 61.18 110.69
19 Filip SCERBA CZE 170.49 58.60 111.89
20 Yu-Hsiang LI TPE 169.36 57.87 111.49
21 Ju Won RI PRK 150.83 55.10 95.73
22 Ze Zeng FANG MAS 138.24 45.61 92.63

今季初戦の山本草太選手がショート3位から逆転優勝を果たしました。チャレンジャーシリーズ通算3勝目となります。

2位にはイタリアのフランジパーニ選手。トーループサルコウ、2種類の4回転を降りたフリーは自己ベスト更新です。スケートカナダNHK杯、2試合あるグランプリシリーズへ向けて順調に調整が進んでいるでしょうか。

バシリエフス選手が3位に入ってきました。あまりシーズン序盤からスコアを伸ばしてくる選手ではなく、年が明けてから点が出てくる選手という印象ですが、今期は230点台までは9月の時点で出してきました。グランプリシリーズはスケートアメリカ中国杯にエントリーしています。

チャジュンファン選手は4位でした。ショートは2本の4回転が決まらず点が出ませんでしたがフリーはまずまず。まだまだ調整段階かと思われます。グランプリシリーズはスケートカナダフィンランディア杯にエントリーです。

 

○山本草太選手のフリーの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 3Lo   4.90   0.98 5.88 2.000
2 4S   9.70   2.33 12.03 2.429
3 4T+3T   13.70   2.47 16.17 2.571
4 3A+1Eu+3S   12.80   0.80 13.60 1.143
5 ChSq1   3.00   1.40 4.40 2.714
6 FCSp4   3.20   0.64 3.84 1.857
7 3A   8.80 x 1.76 10.56 2.286
8 4T   10.45 x 1.90 12.35 2.000
9 3F+2A+SEQ   9.46 x 1.27 10.73 2.429
10 StSq3   3.30   0.86 4.16 2.714
11 CSSp4   3.00   0.66 3.66 2.286
12 CCoSp4   3.50   0.42 3.92 1.000
  TES   85.81   15.49 101.30  

4回転サルコウトーループ2本、しっかり決めてきました。冒頭に3回転ループという、あれ?という構成。3種類目の4回転はフリップと聞いていますが、4回転ループを入れる構想があったりするのでしょうか? それとも単に最初に軽いジャンプを入れたかっただけなのか。3回転ループを飛ぶこと自体が2021年のワルシャワカップ以来なので2年10か月ぶり。ちょっと意図がわかりませんでした。

昨季と比べると構成はいろいろ変わっていて、ルッツなしで3回転のループを使っているというのもそうですが、初めて後半に4回転を入れました。後半に4回転を入れる練習をするために冒頭に軽いジャンプを入れてきた、ということなんでしょうか。コンビネーションは3連3サルコウにシークエンスアクセルにセカンド3回転と使い切っています。

過去には86.45という基礎点がありました。この85.81は2番目の基礎点です。技術点100点超えは自身2度目。グランプリファイナルで2位表彰台のとき以来で、101.30はその時を超えて自信の最高技術点です。フリー183.72は初の180点超えでパーソナルベスト更新でした。

ブロック大会は現在開催中の中部選手権ですので当然スケジュール免除。実戦はスケートカナダで佐藤駿選手と共にマリニン選手に挑む形になります。ファイナルに進むには2位以内が欲しいですし、世界選手権代表選考争いでは、自身がいまシーズンベスト3位で、シーズンベスト2位の佐藤駿選手との直接対決は結構重要な意味を持ってくる試合になりそうです。

 

○男子シングル上位12選手の要素別スコア

Pl Name Total PCS J Base J GOE Spin Step
1 Sota YAMAMOTO 262.72 121.84 92.31 12.20 22.90 13.47
2 Gabriele FRANGIPANI 246.11 117.84 95.62 -2.36 22.33 12.68
3 Deniss VASILJEVS 235.72 122.92 74.79 1.87 24.31 12.83
4 Junhwan CHA 228.48 123.17 75.21 -5.09 23.48 13.71
5 Roman SADOVSKY 225.24 118.83 82.43 -7.50 20.28 12.20
6 Edward APPLEBY 216.48 105.83 76.76 3.82 18.38 11.69
7 Mark GORODNITSKY 213.27 105.16 72.88 4.25 20.36 11.62
8 Lev VINOKUR 208.90 97.50 91.95 -9.14 18.90 9.69
9 Andrew TORGASHEV 207.65 105.92 67.69 -0.12 21.86 12.30
10 Yong Myong RO 205.62 94.92 82.89 0.55 19.65 8.61
11 Maxim NAUMOV 199.30 103.16 73.41 -11.62 22.02 13.33
12 Jari KESSLER 191.73 106.17 52.66 -1.56 21.09 13.37

PCSはチャジュンファン選手が1位でした。バシリエフス選手、山本草太選手まで120点台です。まだ平均8点台を少し超えたくらいですので、3選手ともシーズン中盤以降もう少し欲しいところだと思われます。

ジャンプの基礎点はフランジパーニ選手が1位です。山本選手はショートでサルコウが抜け2回転になって零点というのがあって92.31にとどまっています。

加点の方は山本選手が一人だけ二桁稼ぎました。

スピンはバシリエフス選手がさすがの1人だけ24点台で1位です。山本選手は22点台というのは平常運転ではありますが、24点台は出せる選手ですのでグランプリシリーズではそれくらいまで欲しいところではあります。今回はレベルはすべて4を取れたのですが加点が今一つ伸びませんでした。

ステップ系要素はチャジュンファン選手が13.71で1位です。山本選手も13点台で2位。チャジュンファン選手は15点台を普通に出していい時は16点台まで出す選手ですので、シーズン進むともう少し出してくると思われます。

 

○女子シングル

Pl Name Nation Total SP FS
1 Elyce LIN-GRACEY USA 213.33 71.16 142.17
2 Isabeau LEVITO USA 198.13 61.30 136.83
3 Hana YOSHIDA JPN 196.47 59.65 136.82
4 Mone CHIBA JPN 193.37 67.95 125.42
5 Livia KAISER SUI 191.24 62.87 128.37
6 Kimmy REPOND SUI 172.32 53.45 118.87
7 Madeline SCHIZAS CAN 172.22 60.61 111.61
8 Janna JYRKINEN FIN 168.82 57.24 111.58
9 Sara-Maude DUPUIS CAN 166.31 62.20 104.11
10 Olga MIKUTINA AUT 160.84 56.47 104.37
11 Julija LOVRENCIC SLO 148.92 50.71 98.21
12 Sofja STEPCENKO LAT 145.27 53.29 91.98
13 Seoyeong WI KOR 145.13 46.99 98.14
14 Olivia LISKO FIN 136.37 50.74 85.63
15 Elizabet GERVITS ISR 125.85 44.29 81.56
16 Josefin BROVALL SWE 122.46 43.75 78.71
17 Miranda LUNDGREN SWE 121.24 39.68 81.56
18 Julia BROVALL SWE 119.49 42.28 77.21
19 Sarah Marie PESCH GER 119.00 44.88 74.12
20 Mia RISA GOMEZ NOR 114.90 41.47 73.43
21 Emilia MURDOCK ESP 112.37 41.49 70.88
22 Katherine ONG PUI KUAN MAS 103.24 33.30 69.94

昨季の世界選手権の2位5位7位8位9位がいるというチャレンジャーシリーズながら豪華メンバーなこの試合。女子は初戦のクランベリーインターナショナルで2位に入っていたエリスリングレーシー選手が213.33のハイスコアで国際大会初優勝を果たしました。これでアメリカ勢がチャレンジャーシリーズ3連勝となります。

2位にはレビト選手が入りました。ショートは転倒などもあり出遅れましたが本人比でフリーはまずまず位の滑りでしたでしょうか。今の時期の結果に特にこだわる必要のない立場の選手ですが、今期のアメリカ勢はやたら調子がいいので、昨季のワールドメダリストと言えども、うかうかしていると今期は代表になれない可能性も出てきました。

吉田陽菜選手が3位。こちらもショートの出遅れをフリーでカバーして逆転表彰台です。

4位には千葉百音選手が続きました。表彰台には届きませんでしたが、昨季の序盤のような苦しい状態にはなっていなさそうでその辺は良かったかと思います。

5位6位には昨季躍進したスイス勢、リヴィアカイザー選手にキミ―レポンド選手と続きました。

 

○エリスリングレーシー選手のフリーの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 3Lz+3T   10.10   2.01 12.11 3.429
2 3S   4.30   0.86 5.16 2.000
3 3Lo   4.90   1.37 6.27 2.714
4 FCCoSp4   3.50   1.05 4.55 3.143
5 StSq2   2.60   0.73 3.33 2.714
6 2A   3.30   0.66 3.96 1.714
7 3F!+2A+2T+SEQ ! 10.89 x 0.53 11.42 1.000
8 3F!+2T ! 7.26 x 0.42 7.68 0.857
9 3Lz   6.49 x 1.30 7.79 2.143
10 LSp4   2.70   1.03 3.73 3.714
11 ChSq1   3.00   1.60 4.60 3.286
12 CCoSp4   3.50   1.05 4.55 3.143
  TES   62.54   12.61 75.15  

全要素プラス評価で技術点を75.15まで出してきました。2回飛ぶジャンプはルッツとフリップ。セカンド3回転とシークエンスのアクセルもしっかり入りました。ステップがレベル2なのでこれをレベル4まで持ってくれば63.84という基礎点になります。

フリーの自己ベストは126.11だったのですが、それがいきなり130点台を飛び越えて140点台のスコアを出してきました。ショートも初の70点台でトータルスコアは初の200点を飛び越えて213.33 覚醒、という言葉くらいしか表現できません。素晴らしい出来でした。

グランプリシリーズはもともと枠が無かったのですが、スケートアメリカにエントリーが入りました。いきなり優勝候補の一角としての参戦となりそうです。

 

○吉田陽菜選手のフリーの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 3A   8.00   2.24 10.24 2.714
2 3Fq q 5.30   -0.21 5.09 -0.571
3 2A+3T   7.50   0.84 8.34 2.000
4 3Lo   4.90   0.98 5.88 1.714
5 ChSq1   3.00   1.60 4.60 3.286
6 FCCoSp4   3.50   0.56 4.06 1.714
7 3Lz!+3T ! 11.11 x 0.47 11.58 0.571
8 3S+2A+2T+SEQ   9.79 x 0.86 10.65 1.857
9 1Lz   0.66 x -0.07 0.59 -1.286
10 CCoSp3   3.00   0.60 3.60 1.857
11 StSq3   3.30   0.99 4.29 3.000
12 SSp4   2.50   0.65 3.15 2.571
  TES   62.56   9.51 72.07  

さすがフリーの吉田陽菜。ショートの出遅れをフリーで一気に挽回しました。ISU公認でのトリプルアクセルのGOEプラスの成功は2年ぶり。17歳あたりまででトリプルアクセルを飛ぶ選手は結構いるのですが、19歳にまでなって決めてくる選手はだいぶ減ってきます。何歳まで飛び続けていけるでしょうか。

大きなミスなく進んでいたのですが、チャレンジャーシリーズとしては最後のルッツ抜けはご愛敬でしょうか。基礎点は62.56 結果的にトリプルアクセル無し組と変わらないくらいになっています。

世界選手権の代表争いという点では今季のここまでの日本勢で2位のスコアとなりました。千葉選手との直接対決に勝ったのはまずは大きな成果と言えそうです。ルッツ跳べてれば200点に乗って坂本選手の上へも出られたのですが、それは贅沢言いすぎでしょうか。この後のグランプリシリーズにそのあたりの勝負は続きます。

次週の近畿選手権にエントリーがありますが、これは出るのかどうか。西日本選手権は免除があります。その免除理由となるスケートカナダへのエントリーがあり、坂本花織選手、松生理乃選手やキムイェリム選手などとの対戦となります。グランプリ2戦目はフィンランディア杯にエントリーがあります。

 

○千葉百音選手のフリーの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 3F+3T   9.50   1.59 11.09 3.143
2 3Sq q 4.30   -0.26 4.04 -0.571
3 3Lo<< <<  1.70   -0.54 1.16 -3.286
4 2Aq q 3.30   -0.26 3.04 -0.571
5 ChSq1   3.00   1.30 4.30 2.571
6 FCCoSp4   3.50   0.70 4.20 1.857
7 3Lz!q+2A+SEQ !|q 10.12 x -2.60 7.52 -4.143
8 3Fq+2T+2Loq q|q 9.13 x -1.59 7.54 -2.857
9 3Lz!q !|q 6.49 x -1.53 4.96 -2.571
10 StSq3   3.30   0.99 4.29 2.857
11 LSp4   2.70   1.08 3.78 4.000
12 CCoSp4   3.50   1.12 4.62 3.286
  TES   60.54   0.00 60.54  

ループ以外は何とかまとめたかなと思いきや、qが6つという厳しい判定に泣きました。ショートもコンビネーションで2つのアンダーローテーション。ジャンプに苦しんだ形です。ただ、冒頭の3F+3Tは平均GOE3.143という高い評価を得ています。

2回飛ぶジャンプはルッツとフリップ。ループが1つダウングレードついていますがそれでも基礎点60.54ついています。ループがちゃんと基礎点取れれば63.74に、ステップもレベル4なら64.34とトリプルアクセル以上のジャンプ無しとしてはかなり高い構成です。ジャンプに苦しんだ形ですが、並んでいるのは<ではなくqですので、わずかな改善で加点が付くジャンプに変わっていきます。

近畿選手権にエントリーがありますが、全日本2位でシードを持っていますので、出ても出なくてもよく出るかどうかはわかりません。スケジュール的には西日本選手権もありますがこれもシードなので不要です。グランプリシリーズは11月に入った4戦目のNHK杯からで、もう1つは最終の中国と近い距離で済みますが、ファイナルまで進むと全日本まで連戦が続く厳し目なスケジュールが組まれています。

 

○女子シングル上位12選手の要素別スコア

Pl Name Total PCS J Base J GOE Spin Step
1 Elyce LIN-GRACEY 213.33 98.74 66.47 10.71 25.19 12.22
2 Isabeau LEVITO 198.13 99.59 59.36 1.94 23.86 14.38
3 Hana YOSHIDA 196.47 95.20 61.97 5.13 21.19 12.98
4 Mone CHIBA 193.37 97.73 61.75 -4.67 24.90 13.66
5 Livia KAISER 191.24 89.41 61.33 8.23 20.15 12.12
6 Kimmy REPOND 172.32 89.29 58.96 -8.14 21.36 11.85
7 Madeline SCHIZAS 172.22 89.34 57.44 -6.15 22.17 11.42
8 Janna JYRKINEN 168.82 82.66 60.34 -0.89 17.73 9.98
9 Sara-Maude DUPUIS 166.31 85.26 53.44 -1.79 20.95 9.45
10 Olga MIKUTINA 160.84 88.34 40.62 -2.89 23.52 12.25
11 Julija LOVRENCIC 148.92 73.75 52.41 -5.04 18.93 8.87
12 Sofja STEPCENKO 145.27 77.74 42.40 -3.99 18.73 10.39

PCSはレビト選手が99.59で1位でした。1項目平均8.5に少し届かない程度です。千葉選手は97.73で3番目。8点平均は超えました。4大陸で100点超えたことがあるのでそれよりは下ですが、ワールドでは95点台でしたので、それを上回るPCSを初戦からもらっています。吉田選手は95.20で8点平均に少し欠ける程度です。自己最高に近いトータルPCSでした。

ジャンプの基礎点はエリスリングレーシー選手が1位です。トリプルアクセルを決めた吉田陽菜選手ですが、ショートのコンビネーションのミスとフリーのルッツ抜けがあったことで、千葉選手やカイザー選手とほぼ変わらない基礎点になりました。

加点はエリスリングレーシー選手が二桁稼ぎました。ジャンプはしっかり決めてくるカイザー選手が8点台の加点で2位、吉田選手も5点台稼ぎました。千葉選手はqがならんでGOEはマイナスとなっています。

スピンもエリスリングレーシー選手が25.19まで出して1位です。千葉選手の24.91はシニアの国際大会では最高スコアです。逆に吉田選手の21.19はシニアの国際大会ではワーストです。

ステップ系要素は14点台出したレビト選手が1位。千葉選手は13.66 フリーのステップがレベル3でした。吉田選手は12点台。ショートフリー共にレベル3でした。

 

男子は山本選手が一矢報いてアメリカ勢の連勝を止めましたが、女子はアメリカ勢が3連勝となりました。それも3戦とも違う選手で、これまでのベストスコアを超えてきています。グランプリシリーズ以降、女子もアメリカ勢が席巻していくんでしょうか。

 

チャレンジャーシリーズ第4戦は、1週あいて10月最初の週にデニステンメモリアルが行われます。男子はカザフスタンからシャイドロフ選手、ジョージアのニカエガゼ選手にイタリアのグラスル選手がエントリー、女子はグバノワ選手やアメリカのスターアンドリュース選手などがエントリーです。