新規事業における法人設立に関して
お世話になっております。
私は今年法人を立ち上げ、現在2割特例適用中です。
新しく、友人と民泊事業を行おうと考えていますが、売上や費用の箱をどうするか悩んでいます。
・3人それぞれ個人事業主として法人は設立せず、売上や経費は私の個人口座に入出金
・事業を弊社で行い、売上や経費は法人口座から入出金
・新しく法人を作る
上記3つの選択肢だと、どれが税金的には負担が少ないでしょうか。
お忙しい中恐れ入りますが、よろしくお願い致します。
税理士の回答
村瀬和宏
税金で考えるならば、所得800万円~1,000万円くらい所得がでるのなら、法人で事業を行った方が有利であると考えられます。
1からであるなら1年目は個人事業で進めた方が税金的には良いと考えられます。
村瀬先生
ご回答ありがとうございます!
理由を詳しく伺うことは可能でしょうか..?
よろしくお願いいたします。
村瀬和宏
ありがとうございます。
あくまでも税金だけみた場合の話です。
例えば、社会保険加入の必要が生じたとか、従業員さん募集のために法人のほうがいい、法人のほうが取引先が集められる等々といった理由があれば税金関係なく法人設立も検討すべきです。
税金だけの場合の理由は、個人事業は所得税、法人は法人税がかかります。
所得税は5パーセント~45パーセントまでの累進課税です。
住民税10%をあわせたら15%~55%です。
法人は実効税率が所得800万円までなら25%程度です。
つまり個人事業で所得が多くなると、法人よりも税金が高くなります。
そのうえ国民健康保険料も高くなります。
そのラインが先ほどお答えした800万円~1,000万円の所得と考えられます。
いかがでしょうか?
本投稿は、2024年12月25日 09時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。