[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

「愛野展望台」から「雲仙地獄」へ!島原半島で感じる海・山の絶景

「愛野展望台」から「雲仙地獄」へ!島原半島で感じる海・山の絶景

更新日:2020/11/24 16:44

てっぴいのプロフィール写真 てっぴい 国内専門の絶景旅ブロガー
長崎県の東に位置する島原半島。中央に雲仙岳がそびえ、隣の長崎半島との間にはカルデラによって形成された橘湾が広がるなど、海山の景色が素晴らしい大変風光明媚な所です。海の絶景を楽しめる「愛野展望台」に、雲仙岳の山の中腹では温泉街とともに広がる「雲仙地獄」の絶景が楽しめます。そう!今回は贅沢にもそんな島原半島の海と山の絶景を両方堪能してしまおうという素晴らしい観光スポットの数々をセットでお届けします!

昭和天皇も三度訪れたという「愛野展望台」

昭和天皇も三度訪れたという「愛野展望台」 昭和天皇も三度訪れたという「愛野展望台」

写真:てっぴい

地図を見る

さあさあまずは島原半島の海の絶景を!…ということで、こちらは「愛野展望台」です!諫早市街から国道57号線を走っていって、雲仙市に入ったらすぐの所に愛野展望台はあります。

見てください!この素晴らしい橘湾の海の絶景を。ちょうど島原半島の付け根にあたる場所にあり、かつ、雲仙の観光名所である雲仙温泉や小浜温泉へと向かう通り道にある為、ちょっと立ち寄ってパシャ!っと写真を撮るにはうってつけのロケーションになります。

美しく弧を描いた橘湾の向こうには、良く晴れた日に遥か彼方の東シナ海に浮かぶ天草の島々まで眺めることが出来ると言うのだから、そりゃあもうビックリです。なんと、あの昭和天皇までもが、三度こちらの愛野展望台を訪れられたそうで、納得の絶景が広がります。

ぜひ雲仙岳の中腹にある「雲仙地獄」を目指す前に、愛野展望台で島原半島の海の絶景を満喫していきましょう。

<愛野展望台の基本情報>
住所:長崎県雲仙市愛野町乙
アクセス:長崎道諫早インターより車で約30分

いざ「雲仙地獄」へ!県道雲仙千々石線の名物ヘアピンカーブ

いざ「雲仙地獄」へ!県道雲仙千々石線の名物ヘアピンカーブ いざ「雲仙地獄」へ!県道雲仙千々石線の名物ヘアピンカーブ

写真:てっぴい

地図を見る

愛野展望台で島原半島の海の絶景を思いっきり満喫した後は、いざ、雲仙岳の山の中を駆け上がって「雲仙地獄」へ…!と行きたいところなのですが、道中の景色も見逃せません。

こちらは長崎県道128号雲仙千々石線の道中から。小浜温泉を経由して多少大回りになる国道57号線と比較して、雲仙岳を一直線に駆け上がるぶん、最短距離で山腹にある雲仙温泉街へと辿り着くことの出来る非常に便利な道路になります。

写真でも道路越しに望む橘湾の景色がとっても素敵に見えますが、より注目してもらいたいのは手前の道路の方。山の下の方からずーっと続いているのは、ヘアピン、ヘアピン、またヘアピン…!?

そうなんです!こちらの道路、あまりに山を一直線に登り過ぎるが故に、いつの間にかこんな形のヘアピンカーブが延々と続くくねくねとした道になりました。これが長崎県道雲仙千々石線名物の“4連ヘアピン”。

駐車台数は少ないですが、ヘアピンカーブが始まる少し手前に橘湾を望むことの出来る小さな展望所もあります。なので、運転には注意しつつも是非その名物ヘアピンを体感しながら雲仙地獄を目指してみてくださいね。

<県道雲仙千々石線(橘湾が見える展望所)の基本情報>
住所:長崎県雲仙市小浜町北本町
アクセス:長崎道諫早インターより車で約1時間

地下のマグマが移動している!?今なお生きる「雲仙地獄」

地下のマグマが移動している!?今なお生きる「雲仙地獄」 地下のマグマが移動している!?今なお生きる「雲仙地獄」

写真:てっぴい

地図を見る

凄まじいヘアピンカーブの連続を車で登りきり、雲仙の温泉街へと辿り着くことが出来たら、いよいよお待ちかねの「雲仙地獄」です!まさにこれこそ島原半島が誇る山の絶景!!

写真は、「八万地獄」のあたりから、雲仙地獄の中でも最も活動が活発な「大叫喚地獄」の方向を写しています。雲仙の温泉街のすぐ後ろ側にこうした“地獄”が広がっており、なんと大小30余りの広大な地獄から構成されているのが雲仙地獄なのです。

しかも、こちらの雲仙地獄がさらにユニークなのは、地下のマグマが今なお西から東へ移動しているのに伴って、地獄も一緒に移動しているという点です!

地下のマグマが移動している!?今なお生きる「雲仙地獄」 地下のマグマが移動している!?今なお生きる「雲仙地獄」

写真:てっぴい

地図を見る

それが証拠に上の写真は旧八万地獄の様子を写したもの。先程の八万地獄からは国道57号線を挟んで西側に位置している旧八万地獄も50年ほど昔には、噴気を濛々と上げて活発な活動が見られたそうです。

ですが現在は活動が落ち着き、ところどころ緑が生い茂っている様子が分かるかと思います。このように、雲仙地獄に設けられた遊歩道からは、火山が今まさに生きている!ということを実感しながらその絶景を楽しむことが出来ます。

上の写真で紹介している八万地獄と旧八万地獄の双方ともに、1周することの出来る遊歩道がそれぞれ整備されていますので、およそこの世のものとは思えぬ「雲仙地獄」の風景と迫力をじっくりと観察しながら、散策を楽しんで行くと良いでしょう。

<雲仙地獄の基本情報>
住所:長崎県雲仙市小浜町雲仙
アクセス:長崎道諫早インターより車で約1時間(※雲仙温泉街より徒歩すぐ)

もっと島原半島の“海山”の絶景を感じたい方へ!

今回の島原半島の海山の絶景を満喫する記事はいかがでしたでしょうか?雲仙岳の周辺には、島原半島の絶景を楽しむことが出来る見どころがまだまだ実はたくさんあるんです!

中でも温泉街からさらに山を登った先にある仁田峠の周辺からは、「日本で一番新しい山」である平成新山や、島原半島の地形が手に取るように分かる見事な絶景展望台などがありますので、もっと島原半島の海山を満喫したい!という人は是非行ってみることをおススメします。

2020年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/09/03 訪問

条件を指定して検索

- PR -

新幹線特集
この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -