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柳川で風情溢れる旅を楽しむ。おすすめ観光&グルメスポット5選

柳川で風情溢れる旅を楽しむ。おすすめ観光&グルメスポット5選

更新日:2018/12/10 15:46

トラベルjp 編集部のプロフィール写真 トラベルjp 編集部

「柳川(やながわ)」は福岡の中でも、古き日本の風情を色濃く残している観光名所です。街中には掘割が縦横無尽に走り、掘割の中をどんこ船で進む川下りも人気です。

海にも川にも近いこともあり、美味しい魚介類が豊富!福岡以外ではなかなか食べられることが少ない干潟に済む魚"ムツゴロウ"や創業150年を超える鰻屋さんでうなぎのせいろ蒸しが食べられるなど、古き良き"和"を楽しめる福岡県柳川市をご紹介します。

1.どんこ船で川下り

1.どんこ船で川下り 1.どんこ船で川下り
堀内 京子 堀内 京子

水郷柳川で川下り!どんこ舟に乗って柳川を満喫しよう!by 堀内 京子

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柳川観光を行う上で外せない観光名所が「どんこ船」での川下りです。市内を流れる掘割をゆったりと進んでいく川下りは約4.5km、70分間の、のんびりとした船旅です。

熟練した船頭さんの見せてくれる竿さばきも見事ですがガイドとしての腕も一級品。川下りコース内の名所や旧跡、四季折々の柳川の楽しみ方なども細かく教えて頂けます。

しかも、大正ロマン溢れる川下りコースの中ではどんこ船に乗ったまま水上売店で甘酒などを購入することも出来ます。川下りを楽しみながら、これからの旅の予定を組み立ててみるのも悪くないかも。

※掘割(ほりわり):地面を掘って水を通した堀のこと。

<基本情報>
住所:柳川市三橋町高畑329
電話番号:0944-72-6177
アクセス:西鉄柳川駅から直通バスで「松月乗船場」へ
※当日参加OKです。直接柳川市内にある乗船場に向かっても問題ありません。
※上記川下り運営会社以外にも複数社あります。 この写真の記事を見る ≫

2.勝楽寺の白仏

2.勝楽寺の白仏 2.勝楽寺の白仏
しもちん しもちん

辻仁成「白仏」の舞台、福岡・大野島は人の骨で作られた仏のある島by しもちん

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柳川市からバスで30分、小説「嫌われ松子の一生」の舞台にもなった街、大川市には千人以上もの"骨"を使って作られた、真っ白な「白仏(はくぶつ)」があります。

柳川市に隣接する大川市は、有明海に注ぐ筑後川の河口にある中州の島。独特の空気感をもつ、この島にある勝楽寺の納骨堂に、この白仏はあります。人の骨で作られたとは思えない透き通るような真っ白な仏様は納めきれなくなった遺骨をまとめて昭和40年(1965年頃)に作られたそうです。

なお、勝楽寺の白仏は芥川賞作家である辻仁成氏が1999年にフランスのフェミナ賞外国小説賞を受賞した小説のタイトルにもなっています。ご旅行の前に、辻仁成氏の小説「白仏」を読んで、予習してみてはいかがでしょうか。

<基本情報>
住所:福岡県大川市大野島2017
電話番号:0944-87-3154
アクセス:西鉄柳川駅から西鉄バス「早津江」行きで30分程度 この写真の記事を見る ≫

3.御花

3.御花 3.御花
万葉 りえ 万葉 りえ

まるで鹿鳴館!お殿様の洋館・福岡柳川「御花」で別格の重厚さと優雅さをby 万葉 りえ

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まるで神戸や横浜にある鹿鳴館のように明治時代の面持ちを残す白く美しい洋館が「御花(おはな)」です。「立花氏庭園(たちばなしていえん)」の中にある御花は関ヶ原の戦いで西側についてしまったばかりに、6年も浪人生活を味わうことになってしまった立花宗茂ゆかりの場所。

その後、立花宗茂の子孫にあたる14代当主により、明治42年に迎賓館として現在の立花氏庭園が築かれました。見事な赤の玄関ホールや威厳溢れる細工がされた柱の数々――など、明治の時代に思いを馳せることが出来る美しい洋館と隣接する国指定の名勝(めいしょう)にもなっている和風庭園は一見の価値あり。

<基本情報>
住所:福岡県柳川市新外町1
電話番号:0944-73-2189
アクセス:西鉄バス「早津江」行き、または「柳川病院循環」に乗車、御花前バス停にて下車、徒歩2分 この写真の記事を見る ≫

4.夜明茶屋

4.夜明茶屋 4.夜明茶屋
堀内 京子 堀内 京子

夜明茶屋で柳川の郷土料理と有明海の珍味を食べ尽くそう!by 堀内 京子

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柳川はうなぎの名所でもありますが、実は有明海で採れた豊かでちょっとめずらしい海の幸が食べられる場所でもあります。ここ「夜明茶屋(やまひら)」は九州近海の新鮮な魚介類が豊富に揃っており、まるで"ミニ水族館"のよう。

6億年も進化していないメカジャと呼ばれれる貝や有明海の干潟でとれるムツゴロウなど、他の県ではなかなかお目にかかれないような魚介類をその場で購入できるだけでなく夜明茶屋内の「お食事処 魚屋食堂」でも食べられます。

<基本情報>
住所:福岡県柳川市稲荷町94-1
電話番号:0944-73-5680
アクセス:御花・白秋生家より徒歩3分程度 この写真の記事を見る ≫

5.北原白秋生家

5.北原白秋生家 5.北原白秋生家
万葉 りえ 万葉 りえ

思慕し続けた詩人の故郷 掘割と白壁の福岡柳川「北原白秋生家」by 万葉 りえ

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「♪あめあめふれ、ふれ母さんが……(あめふり)」有名すぎる童謡「あめふり」を生んだ童謡作家であり、詩人、歌人として名高い北原白秋が生まれ育った家が柳川にはあります。

北原の生家は柳川一番の酒造業を営んでおり、復元された北原の住んでいた生家は当時の面持ちを強く残しています。また敷地の奥には「柳川市歴史民俗資料館」もあり、白秋をしのぶ品々や柳川の歴史、風土について知ることも出来ます。

<基本情報>
住所:福岡県柳川市沖端町55-1
電話番号:0944-72-6773
アクセス:西鉄バス「早津江」行きに「水天宮入口」バス停にて下車、徒歩5分 この写真の記事を見る ≫

古き良き日本を柳川で感じてみませんか?

九州の中でも珍しい、明治の日本の雰囲気を今に残す柳川で、多くの人が忘れかけてしまっている懐かしい日本に触れることが出来るでしょう。「川下り」や「御花」「北原白秋生家」などインスタ映えするスポットも盛りだくさん。

また柳川の流域や有明海の川・海の幸だけでなく、福岡グルメや佐賀グルメなども、気軽に楽しみやすく"食"目的で柳川観光を楽しむのも一興。ご紹介した観光スポットを参考に柳川でステキな時間を過ごしてください。

※2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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