演歌歌手・坂本冬美が3月5日に新曲「浪花魂」をリリースすることを発表。関西出身の坂本が初めて大阪を舞台にした楽曲を歌う。

 昨年、通算36回目の出場となった大みそかのNHK紅白歌合戦では、復興への願いを込めて、能登・輪島から生中継で「能登はいらんかいね」を熱唱した坂本。2025年の最新シングルが、「大阪を舞台にした応援歌」となる。

 前を向いて進むことの大切さや、忍耐を重ねて成長する人間の姿を描いた歌詞は、多くの日本人が忘れかけている「大和魂」を奮い立たせ、そして心に寄り添うような人生の応援歌。坂本の華かで艶やかな歌声で奏でる浪花の心意気は、聴いている人たちをとことんポジティブな感情に導いてくれる一曲に仕上がった。

 また、カップリング曲の「ささゆり物語」は大阪の泉佐野市にある犬鳴山に伝わる志津という乙女の哀しい純愛物語をテーマにした作品だ。

 坂本は「デビュー曲『あばれ太鼓』や『祝い酒』のような原点を思い出させてくれる、歌っていてスカっとする作品と出逢いました。作曲の岡千秋先生には9年ぶり、そして作詞のやしろよう先生には20年ぶりに書きおろろして頂きました。『浪花魂』が皆さんの心にそっと寄り添い、背中を押してくれる応援歌となればうれしいです」とコメント。

 坂本は1月15日はビルボード・ライブ東京で「Billboard Live presents FUYUMI SAKAMOTO Special Night ~想いびと~」と題したライブも行う。