ボクシングの3大世界戦(13日、両国国技館)の記者会見が11日、都内で開かれ、出場6選手が意気込みを語った。WA・WBC世界フライ級王座統一戦でWBA王者ユーリ阿久井政悟(29=倉敷守安)と対戦するWBC王者の寺地拳四朗(33=BMB)は、体調だけでなく、美白の肌も絶好調をアピール。阿久井との〝色白対決〟を制しての王座統一に自信を示した。
会見では「コンディションも体調もすごくよくて、今すごくワクワクしています」と話し、調整に手ごたえ十分。阿久井を「本当に強いので」と評しながらも、「練習から集中して緊張感を持ってできているので、すごくいい試合になるんじゃないかと思っています。まあ、僕が勝ちますけど」と不敵な笑みを浮かべた。
自身とコラボレーションしたボディークリームが発売されるなど、色白の美肌で知られる童顔王者。前日にはSNS上にフェイスパックを施した肌つやのいい上半身の画像を投稿しており、この日は肌の調子も「絶好調です。仕上がってます」と胸を張った。
色白は阿久井も同じ。リングネームであるユーリの由来の一つは、ロシア出身の元WBC世界フライ級王者・勇利アルバチャコフを思わせるような白い肌であること。それを聞いた拳四朗は「そうなんですか」と驚きながらも、「僕の方が美白ですよ。それも含めて勝ちます」と対抗心を燃やした。
ベルトだけでなく美白でも王座統一できるか。