新日本プロレスは25日、来年1月11日(日本時間12日)の米国・サンノゼ大会の追加対戦カードを発表した。
新たに決定したのは米国在住の女子プロレスラー・坂井澄江の引退試合となるミックスド6人タッグマッチだ。坂井は「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のEVIL&SHOとトリオを結成し、高橋ヒロム&岩谷麻優(スターダム)&坂崎ユカ(AEW)と対戦する。
異色すぎる6人タッグ戦実現の経緯は複雑だった。まずは坂井がヒロムを引退試合の相手に指名し、それぞれがパートナーを2人連れてくることを約束。岩谷、坂崎がパートナーに決まったヒロムに対し、22日後楽園大会でEVILとSHOが対戦要求をしたのだ。
これに坂井はXで「EVILさんかSHOさんは実は候補ではありましたが違う人を私のチームに選んでました…でももしかしたら私の最後の試合だからこそこれで2人は改心するかもしれないし2人は仲直りするかもしれない…2人との大切な思い出があるからこそ信じたい!!」とH.O.Tとの共闘を決意。EVILとSHOが改心するという限りなくゼロに近い可能性を信じ、最後のリングに向かう。