将棋の渡辺明九段(40)が2日、「X」(旧ツイッター)を更新。藤井聡太七冠が21歳という若さで「永世称号」の資格を得たことについて言及した。

 藤井七冠は、1日に行われた第95期棋聖戦5番勝負第3局で挑戦者の山崎隆之八段(43)を破り、3勝0敗で防衛、5連覇を達成。棋聖通算5期獲得により「永世棋聖」の称号を獲得した。21歳11か月で永世称号の資格を得たのは史上最年少の快挙だ。

 渡辺九段はXに「もう永世、、、コロナでタイトル戦の日程も混乱してた2020年から4年、早いなあ」と感慨深げにつづった。さらに「山崎さんお疲れ様でした」と、敗れた山崎八段をねぎらった。

 実は2020年の棋聖戦で、藤井七冠に初タイトルとなる棋聖の座を明け渡したのは渡辺九段だっただけに、いろんな思いがあるようだ。なお今月6日に始まる第65期王位戦では、渡辺九段が藤井七冠に挑戦することが決まっている。