将棋の渡辺明九段(39)が22日、「X」(旧ツイッター)を更新。藤井聡太棋聖(21)への挑戦者が山崎隆之八段(43)に決まったことに言及した。
この日行われた第95回棋聖戦挑戦者決定戦で、山崎八段は佐藤天彦九段(36)を下し、藤井棋聖への挑戦を決めた。山崎八段は2009年に羽生善治王座(当時)戦以来、実に15年ぶり2度目のタイトル挑戦となる。
同世代である山崎八段のタイトル挑戦に渡辺九段は「15年振りに」と驚きを込めて祝福。その一方で「しかし藤井棋聖はもう永世棋聖が懸かるんですね 2020棋聖戦での初タイトル戦がそんなに前とは思えないのに」と、今回の棋聖戦に勝てば通算5期となり、永世棋聖の資格を得る藤井棋聖にも驚いていた。
ちなみに20年の棋聖戦は、「渡辺明棋聖対藤井聡太七段(ともに当時)」の戦いとなり、藤井七段が3勝1敗で勝利。初のタイトルを獲得している。