【ローマ共同】ローマ教皇フランシスコは24日、キリスト教カトリックの総本山バチカンのサンピエトロ大聖堂にある「聖年の扉」を開き、信者らの過ちに許しを与える「聖年」が開幕した。2026年1月6日までの期間中、世界中の信者ら3千万人以上がローマとバチカンを訪れる見通し。教皇は扉の開放後、クリスマスイブのミサも執り行い、平和を祈った。
教皇は車いす姿でサンピエトロ大聖堂にある青銅製の扉の前に移動し、片手でノックした後に扉が開いた。最初に教皇がゆっくりと扉を通り、聖職者らが続いた。
教皇はミサで「今夜、希望の扉が世界に開かれた。戦争や暴力で荒廃した場所に希望をもたらそう」と語りかけた。
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