realm
「realm」とは、領域・王国のことを意味する英語表現である。
「realm」とは・「realm」の意味
名詞「realm」には、大きく分けて2つの意味がある。1つ目は、「(関心がある、または話し合っている)領域、範囲、(学問などの)分野」だ。「the realm of(~の領域)」という形で用いる。2つ目は、「王国、国土、領土」だ。君主が支配する共同体や領土を指す。特に、「王国(国王を元首とする国家)」や「(王国以外の)君主制国家」を表すことが多い。「realm」の複数形
名詞「realm」の複数形は、「realms」である。
「realm」の覚え方
語呂合わせによって、英単語「realm」の意味を覚えることが出来る。
・「レール無(realm)」理にひいてでも、「領土」拡大を目指す「王国」。
・「レアー!無(realm)」数にいる「領域」だ。
「realm」の発音・読み方
「realm」の発音記号は、「rélm」である。「realm」を日本語(カタカナ)で表記すると、「レルム」となることが多い。ただ、実際に発音する場合には、「レェルム」に近い音となる。「realm」の詳しい発音の仕方については、以下の通りだ。・「ré(レェ)」:「r」は、舌の先を内側に巻く。舌は口の中のどこにも触れないようにし、日本語の「ル」のような音を出す(すぐに後ろの母音へ移る)。「e」の発音は、日本語の「エ」とほぼ同じ。唇を、左右に少し大きめに開ける。
・「l(ル)」:舌の先を、前歯のすぐ裏側の歯茎につける。舌の両側から、日本語の「ウ」と「ル」を同時に出すように発音する。
・「m(ム)」:唇を閉じ、息を(口から出ないように)止める。鼻を通して、「ム」という声を出す。
「realm」の語源・由来
「realm」の語源は、ラテン語の「regalimen(王国)」だ。ラテン語の「regalis(王の)」と「regimen(統治)」を合わせた単語である。「王の統治する領域」というイメージを持つ。「regimen」は、ラテン語の「rego(導く)」と「-men(名詞語尾)」を合わせたものだ。「rego」は、「hreg-(真っ直ぐな、真っ直ぐにする)」が語源となっている。「realm」を含む英熟語・英語表現
「in the realm of」とは
「in the realm of」とは、「~の領域で、~の分野で」という意味を持つ英語表現である。
「within the realm of possibility」とは
「within the realm of possibility」とは、「可能な範囲内に、可能で、あり得る、起こりそうで」という意味を持つ英語表現だ。
「beyond the realm of possibility」とは
「beyond the realm of possibility」とは、「可能な範囲を超えて、不可能で」という意味を持つ英語表現だ。
「out of the realm of possibility」とは
「out of the realm of possibility」とは、「可能な範囲を超えて、不可能で」という意味を持つ英語表現である。
「realm」に関連する用語の解説
「The Realm of Athena(聖闘士星矢)」とは
「The Realm of Athena」は、アニメ「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」のオープニングテーマだ。2009年7月25日に発売された「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 ~主題歌集」や、同年9月25日に発売された「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 ~オリジナルサウンドトラック」に収録されている。
「Realms(マインクラフト)」とは
「Realms」は、Minecraftの公式が提供しているマルチサーバー(マルチプレイを実現するために利用するサーバー)である。本来、マルチサーバーを用意するためには、OSやサーバー構築に関する知識が必要だった。しかし、「Realms」によって、専門的な知識がない場合でも気軽にマルチサーバーを利用することが出来るようになっている。
「Realm(データベース管理システム)」とは
「Realm」はモバイル向けに開発された、オープンソースのデータベース管理システムだ。スマートフォンやタブレットなどのデバイスでの動作に向いている。2016年に初版がリリースされた。「Objective-C」や「Swift」、「Java」といった様々なプログラミング言語をサポートしている。
「realm」の使い方・例文
・She kept it in the realm of education.(彼女は教育分野で、それを続けてきた。)・The knights fought to defend the realm.(騎士たちは、王国を守るために戦った。)
・It's within the realm of possibility.(可能性の範囲内だ、可能なことだ、あり得ることだ)
レルム
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英語のレルム(realm、発音: [ˈrɛlm])は、君主の支配する共同体または領土を指し、特に王国その他の君主制国家を指す。
概要
古フランス語の「reaume」(現代フランス語の royaume(ロワイヨーム;王国)が英語に取り入れられ、17世紀初めに現在の綴りへと変化した。この単語は、古代ラテン語のregalis(レーガーリス;rex(レークス;王)に帰属する)を語源とする中世ラテン語のregalimen(レーガーリメン)におそらく由来するとされる[1]。また、ドイツ語のライヒ (Reich) の訳語として用いられることもある。
英語において、「realm」が特に用いられるのは、「Kingdom」(王国) を名称に含む国家(例:連合王国)について、この単語を文中で見苦しく繰り返すことを避ける場合である(例:"The Queen's realm, the United Kingdom...": 女王のrealm、連合王国は...)。また、king(王)ともqueen(女王)とも呼ばれない君主の国を指すこともできる。例えばルクセンブルク大公国は「realm」であるが、「kingdom」ではない。君主の称号がKing(王)ではなくGrand Duke(大公)だからである。
「realm」はまた、一君主の下にあるが当該君主の王国 (kingdom) の物理的一部分ではない諸領土を指すこともよくある(例:Realm of Sweden。また、ホルシュタイン公国は、第二次シュレースヴィヒ=ホルシュタイン戦争まではハンブルク国境まで拡大したデンマーク国王のrealmの重要な一部であったが、デンマーク王国 (Kingdom of Denmark) の一部ではない。)。同様に、クック諸島、ニウエ、トケラウは、「Realm of New Zealand」の一部とされるが、ニュージーランド本土 (proper) の一部ではない。同じく、フェロー諸島およびグリーンランドは「the Danish Realm」の一部である。
「realm」は、時として「Commonwealth realm」(英連邦王国)を指すこともある。英連邦王国は、それぞれが固有の王国として共通の君主を戴くものであり、相互に独立の関係にある。
脚注
- ^ この記事にはアメリカ合衆国内で著作権が消滅した次の百科事典本文を含む: Chisholm, Hugh, ed. (1911). "Realm". Encyclopædia Britannica (英語) (11th ed.). Cambridge University Press.
関連項目
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