diction
「diction」の意味・「diction」とは
「diction」は英語で、主に「言葉遣い」や「表現法」を指す単語である。文章やスピーチにおける言葉の選び方、言葉の配置、そしてその組み合わせ方によって生まれる特定の表現スタイルを指す。例えば、詩人が詩を書く際には、その詩のテーマやメッセージを伝えるために特定の「diction」を選ぶことがある。「diction」の発音・読み方
「diction」の発音はIPA表記では/dɪkʃən/となる。IPAのカタカナ読みでは「ディクション」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「ディクション」と読む。この単語は発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。「diction」の定義を英語で解説
「Diction」is defined as the choice and use of words and phrases in speech or writing. It can also refer to the distinctive tone or tenor of an author's writings. For instance, an author might choose a particular diction to convey a specific mood or emotion in their work.「diction」の類語
「diction」の類語としては、「wording」、「phraseology」、「style」、「language」などがある。「wording」は特定の言葉の選び方を、「phraseology」はフレーズの構成や選び方を、「style」は全体的な表現スタイルを、「language」は一般的な言語表現を指す。「diction」に関連する用語・表現
「diction」に関連する用語としては、「syntax」、「tone」、「voice」などがある。「syntax」は文法的な構造や文の組み立て方を、「tone」は文章やスピーチの調子や感情的な色彩を、「voice」は作者自身の視点や個性を表す。「diction」の例文
1. The author's diction in the novel was very descriptive and vivid.(その小説の作者の言葉遣いは非常に描写的で鮮やかであった。)2. His diction was simple and clear, making his speech easy to understand.(彼の言葉遣いはシンプルで明快で、彼のスピーチは理解しやすかった。)
3. The poet's diction was rich in metaphors and similes.(詩人の言葉遣いは比喩や直喩で豊かだった。)
4. The diction of the scientific paper was precise and technical.(その科学論文の言葉遣いは正確で専門的だった。)
5. Her diction was filled with slang and colloquial expressions.(彼女の言葉遣いは俗語と口語表現で満たされていた。)
6. The diction of the text reflected the historical context of the time.(そのテキストの言葉遣いはその時代の歴史的背景を反映していた。)
7. His diction was influenced by his upbringing in the countryside.(彼の言葉遣いは田舎での育ちから影響を受けていた。)
8. The diction used in the legal document was formal and specific.(その法的文書で使用された言葉遣いは正式で特定のものだった。)
9. The diction in the play was archaic, reflecting the period in which it was set.(その劇の言葉遣いは古風で、それが設定された時代を反映していた。)
10. The teacher corrected the student's diction in their essay.(教師は生徒のエッセイの言葉遣いを訂正した。)
ディクション【(フランス)diction】
ディクション
(diction から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/01/13 13:21 UTC 版)
ディクション(仏: diction)とは、朗読、演劇、声楽などにおける言葉の発音法を指す[1]。
目次 |
概要
一定の広さを持つ場所において朗読、演劇、歌唱を行う場合、聴衆に言葉が明瞭に聞き取れる発音が必要となる。このために発達したのが「舞台発音法」であり、特に音響拡声装置の発達していない時代においては重視された。これは時代によって様々な変遷を経ており、作品の作られた時代や、詩人、劇作家、作曲家の出身地などによって、様々な考え方がある。
日本語
- が行音においては鼻濁音の伝統的東京方言における使用法則が規範として推奨されてきた。
- 歌唱においては「す」「し」「ふ」などにおいては母音の無声化の使い分けも考慮される。
- 声楽においては「を」を/wo/(=ウォ)のように発音する事がしばしば行われている。
ドイツ語
- 一般に「舞台ドイツ語」と呼ばれるものがあり、簡単に次のような特徴があるものの、様々な異論、異説もある。
- 語尾の"r"は歯茎ふるえ音を用いる。普通会話では"wieder"は[viːdɐ]に近い音のなるのに対し、舞台ドイツ語では[viːdər]と発音されることが推奨される。但し、近年では朗読、演劇、声楽でも普通会話の発音法が多く取り入れられる傾向にある。
イタリア語
フランス語
脚注
この「ディクション」は、舞台芸術に関連した書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています(Portal:舞台芸術)。 |
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