WHERE句
【英】WHERE clause
WHERE句とは、SQL文で検索条件を指定するためのものである。
WHERE句は、SELECT文やUPDATE文、DELETE文などに指定され、それぞれ、読み込みや更新、削除などの処理対象となる行を絞り込むことができる。WHERE句は省略可能であり、指定されなかった場合は全ての行が処理対象となる。
記述される検索条件には、比較演算子や論理演算子などに加えて、文字列比較(LIKE)や値の範囲検索(BETWEEN)、値の一覧指定(IN)、値の未定判定(NULL)などが利用できる。
参照リンク
SQL WHERE Clause - (SQL Tutorial)
WHERE句
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 04:10 UTC 版)
「SELECT (SQL)」の記事における「WHERE句」の解説
詳細は「WHERE (SQL)」を参照 WHERE句は、データを抽出する選択条件式を指定する。単一式を用いるほか、複数条件を照会する副問合せが用いられることも多い。また、テーブル間結合を行う際には、その結合関係を指定する。このWHERE句ではグループ関数を使用してはいけないルールが存在する。 パターンマッチング検索 SQL文では、以下の図式を用いることで部分一致検索が可能である。パターンマッチに用いられるワイルドカードには「%」(0文字以上)「 _ 」(1文字)がある。書式は以下の通りである。WHERE 列名 LIKE '_A%' ここではAの前に一文字、Aの後に0文字以上の値が選択される(たとえばJAPAN,CAROL,CASTLE,5Aなど)。 BETWEEN WHEREにおいて、一定の範囲内にある行を求めたい場合はBETWEENを用いると便利である。書式は以下の通りである。列名 BETWEEN ( A AND B ) これによって、A以上B以下に該当する行が選択される(必ず、以上、以下の関係になるため、未満、あるいは超を求めたい場合はOR演算子と不等号を用いる必要がある)。 IN 副問合せの項にて後述 NULL処理 もし、条件式の値が空値の場合を求める場合は、NULLを用いる。書式は以下の通りである。WHERE 列名 IS NULL ※ここで、列名 = NULLとするとエラーになる。また、NULLは値が存在していない状態であり、値にスペースが置かれていた場合はNULLとならない。
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WHERE句と同じ種類の言葉
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