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STS-112とは? わかりやすく解説

STS-112

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/07 01:40 UTC 版)

STS-112
徽章
ミッションの情報
ミッション名 STS-112
シャトル アトランティス
発射台 39-B
打上げ日時 2002年10月7日 19:45:51 UTC
着陸または着水日時 2002年10月18日 15:44:35 UTC ケネディ宇宙センター
ミッション期間 10日19時間58分44秒
周回数 170
高度 226 km
軌道傾斜角 51.6°
航行距離 720万km
乗員写真
左からマグナス、ウルフ、メルロイ、アシュビー、セラーズ、ユールチキン
年表
前回 次回
STS-111 STS-113

STS-112は、スペースシャトルアトランティスを用いて行われた国際宇宙ステーションへのミッションである。2002年10月7日にフロリダ州ケネディ宇宙センターから打ち上げられた。主な目的はS1トラスの取付けである。アトランティスはこの後、2006年9月9日のSTS-115まで飛行しなかった。

乗組員

職務 宇宙飛行士
船長 ジェフリー・アシュビー英語版
(3度目の飛行)
パイロット パメラ・メルロイ
(2度目の飛行)
ミッションスペシャリスト1 デヴィッド・ウルフ
(3度目の飛行)
ミッションスペシャリスト2 サンドラ・マグナス
(初飛行)
ミッションスペシャリスト3 ピアーズ・セラーズ
(初飛行)
ミッションスペシャリスト4 フョードル・ユールチキン, RKA
(初飛行)

ミッションパラメータ

  • 質量:
    • 打上げ時質量:116,538 kg
    • 帰還時質量:91,390 kg
    • ペイロード:12,572 kg
  • 近点:273 km
  • 遠点:405 km
  • 軌道傾斜角:51.6°
  • 軌道周期:91.3分

ISSとのドッキング

  • ドッキング時刻:2002年10月9日 15:16:15 UTC
  • ドッキング解除時刻:2002年10月16日 13:13:30 UTC
  • ドッキング時間:6日21時間57分15秒

ミッションハイライト

S1トラスを運ぶアトランティス
STS-112のミッション後のISS

STS-112は国際宇宙ステーションの組み立てミッション(9A)であり、ISSのラジエータを構造的に支持するS1トラスの部品を運搬した。また船外活動カートが運ばれ、後のミッションのために取り付けられた。さらに植物用汎用生長装置、商用汎用培養装置、タンパク質結晶生成装置、ゼオライト結晶成長実験のサンプル等、いくつかの科学実験装置もISSに運んだ。

シャトルカメラ

スペースシャトル外部燃料タンクに取り付けられたカメラによって、アトランティスの軌道への上昇の様子が撮影された。このような映像が記録されたのは初めてのことだった[1]

これはSTS-107で起きたコロンビア号空中分解事故に対応したもので、STS-114STS-121STS-115STS-116STS-117STS-118STS-127STS-128でも用いられた。また今後全てのスペースシャトルのミッションでも行なわれる予定である。

出典

関連項目

外部リンク


STS-112

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 22:55 UTC 版)

デヴィッド・ウルフ (宇宙飛行士)」の記事における「STS-112」の解説

STS-112では、アトランティス国際宇宙ステーションS1トラス運ばれた。2002年10月7日ケネディ宇宙センターから打ち上げられウルフ3回宇宙遊泳行ってS1トラスや他の宇宙遊泳ハードウェア取り付けた国際宇宙ステーションの外で、合計19時間1分を過ごした10日19時間5844秒後の10月18日着陸した

※この「STS-112」の解説は、「デヴィッド・ウルフ (宇宙飛行士)」の解説の一部です。
「STS-112」を含む「デヴィッド・ウルフ (宇宙飛行士)」の記事については、「デヴィッド・ウルフ (宇宙飛行士)」の概要を参照ください。

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