D-AMPS
読み方:ディーエーエムピーエス
別名:Digital AMPS,United States Digital Cellular
D-AMPSとは、D-AMPSとは、第2世代携帯電話(2G)の通信方式の一種で、第一世代携帯電話(1G)の通信方式であるAMPS方式をアナログからデジタルへ変換した通信方式のことである。EIA/TIA(nterim Standard-136 from the Electronics Industries Assocation/Telecommunication Industries Assocation)によって標準化されている。
D-AMPSはAMPSと同様に800MHzと900MHzの通信帯域を用いて通信を行う。単純なAMPSではなくTDMA(時分割多重接続)方式が採用されたことによって、AMPSで用いるひとつのチャネルを3つのチャネルとして用いることができるようになっている。そのため周波数利用効率が向上している。
D-AMPSは1993年に登場し、米国やカナダにおいて最も一般的な通信方式として長らく用いられてきたが、CDMA2000やGSM/GPRS方式が採用されるケースも増えてきている。
参照リンク
Digital Wireless Basics - The Digital Traffic Channel in Digital-AMPS - Privateline.com(英文)
D-AMPS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/03/19 23:50 UTC 版)
Jump to navigation Jump to searchD-AMPS (Digital Advanced Mobile Phone System) は、1993年から北米を中心に使用されている、第二世代携帯電話である。AMPSと同一周波数帯域で使用され、端末はAMPS電話網とのローミング機能を持つ。United States Digital Cellular:USDCとも呼ばれる。徐々に縮小されており、AT&Tにおいては、2008年2月にサービスを終了している。
技術
技術そのものはPDCのものをほぼそのまま流用している。相違点は搬送波周波数間隔と通信速度のみである。
- 規格名 : IS-54 が最初の規格で、インスタントメッセージや回線交換データ通信の拡張が行われて IS-136 となった。
- 周波数帯 : 850MHz
- 通信方式 : FDD-TDMA・集中制御形マルチチャネルアクセス無線
- 搬送波 : 間隔 30kHz(15kHzインタリーブ)・多重化チャネル数 3(ハーフレート 6)
- 変調方式 : π/4 DQPSK
- 音声符号化方式 : 13 kb/s エンハンスドフルレート ACELP、フルレート VSELP、6.5kb/s ハーフレート CELP
関連項目
- 移動体通信 : 規格の比較
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