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モクセイとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > モクセイの意味・解説 

もく‐せい【木星】


もく‐せい【木×犀】

読み方:もくせい

ギンモクセイの別名。また、キンモクセイ・ウスギモクセイなどを含めて総称モクセイ科常緑樹で、秋に白色橙黄色・薄黄色の花をつけ、芳香を放つ。《 花=秋》「—の香にあけたて障子かな/虚子


もく‐せい【木精】

読み方:もくせい

木の精木霊(こだま)。

メチルアルコールのこと。木材乾留から得られるのでいう。


もく‐せい【木製】

読み方:もくせい

木で作ってあること。また、そのもの


木犀

読み方:モクセイ(mokusei)

庭木にする常緑高木


木精

読み方:モクセイ(mokusei)

木の精


キンモクセイ

キンモクセイ
科名 モクセイ科
別名: モクセイ
生薬名: モクセイ(木犀
漢字表記 金木犀
原産 中国
用途 中国原産雌雄異株常緑小高木。わが国には雄株のみといわれています。古くから観賞用として植えられ秋に開花、花を陰干しして、熱湯注ぎ歯痛用います。花を薬酒にして、不眠時などに用いられます。
学名: Osmanthus fragrans Lour.
   var. aurantiacus Makino

木犀

読み方:モクセイ(mokusei)

モクセイ科常緑小高

学名 Osmanthus asiaticus


毛久世伊

読み方:モクセイ(mokusei)

モクセイ科常緑小高

学名 Osmanthus asiaticus


木犀

読み方:モクセイ(mokusei)

幹が淡褐色で紋理がサイの皮に似ている花木。もとは中国

季節

分類 植物


木犀

読み方:モクセイ(mokusei)

作者 尾崎翠

初出 昭和4年

ジャンル 小説


モクセイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/11 22:18 UTC 版)

モクセイ(ギンモクセイ)
ギンモクセイ
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 Core eudicots
階級なし : キク類 Asterids
階級なし : 真正キク類I Euasterids I
: シソ目 Lamiales
: モクセイ科 Oleaceae
: オリーブ連 Oleeae
: モクセイ属 Osmanthus
: モクセイ O. fragrans
学名
Osmanthus fragrans
Lour.[1]
変種品種[2]
  • ギンモクセイ O. f. var. fragrans
  • キンモクセイ O. f. var. aurantiacus
  • シロモクセイ O. f. var. aurantiacus f. leucanthus
  • ウスギモクセイ O. f. var. aurantiacus f. thunbergii

モクセイ(木犀、学名: Osmanthus fragrans)は、モクセイ科モクセイ属常緑小高木。中国名は桂花(けいか)。

単に「木犀」と言う場合ではギンモクセイ(銀木犀)だけを指すことが多く、広義ではOsmanthus fragrans に属する品種(ギンモクセイ・キンモクセイ・ウスギモクセイなど)の総称である。花期は芳香がある。中国で九里香という名前もあるのは、その香りが遠くまで届くことから来ている[3]

形態・生態

樹高は3 - 6メートル (m) になる。は淡灰褐色で、樹皮は縦に裂け目ができる。

は長さ7 - 15ミリメートル (mm) の葉柄をもって対生する。葉身質で、長さ8 - 15センチメートル (cm) 、幅3 - 5 cmとキンモクセイより葉幅が広く、楕円形で先端は急にとがり、縁にはあらい細鋸歯があるが、鋸歯がなく全縁の場合もある。葉脈の主脈は表面でくぼみ、裏面で突出する。

期は9 - 10月。雌雄異株で、花は葉腋に束生する。花柄は長さ5 - 10ミリメートル (mm) になる。花冠は白色で4深裂し、径約4 mmになる。雄蘂は2個。花には香気があるが、キンモクセイほどは強くない[4]

果実核果で、長さ1 - 1.5 cmの楕円形になり、翌年の春に黒褐色に熟す。

分布

中国原産。日本では九州の山地に自然分布があるとされる[4]キンモクセイと共に、常緑の庭木として人為的に栽培されているものが見られ、関西地方に多い傾向がある[4]。これは、ギンモクセイは関東地方では相当大きく生育した株にならなければ、花の付き方が悪いという栽培上の理由で差異が生まれていると考えられている[4]

中国ではモクセイは桂と書き、中国南部の景勝地で知られる桂林は、モクセイが多いことから名付けられたとされる[3]

人間との関わり

公園などで栽培されている。中国ではモクセイの花をお茶のようにして飲んだり、花を入れた酒もあり、香りを楽しむ[3]

都道府県・市町村の木に指定している自治体

総称の「モクセイ」として指定している自治体と、「モクセイ」としながらも実質「キンモクセイ」を指して指定している自治体がある。

変種

  • ギンモクセイ(銀木犀、学名: O. f. Lour. var. fragrans
  • キンモクセイ(金木犀、学名: O. f. Lour. var. aurantiacus Makino)
  • ウスギモクセイ(薄黄木犀、学名: O. f. Lour. var. thunbergii Makino)

脚注

  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Osmanthus fragrans Lour.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2013年10月16日閲覧。
  2. ^ 米倉浩司; 梶田忠 (2003-). “BG Plants簡易検索結果表示”. 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList). 千葉大学. 2013年10月16日閲覧。
  3. ^ a b c 辻井達一 1995, p. 281.
  4. ^ a b c d 辻井達一 1995, p. 280.

参考文献

  • 茂木透写真『樹に咲く花 合弁花・単子葉・裸子植物』高橋秀男・勝山輝男監修、山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、2001年、292-293頁。ISBN 4-635-07005-0 

関連項目

外部リンク


モクセイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 17:02 UTC 版)

六本木サディスティックナイト」の記事における「モクセイ」の解説

格闘技界の元チャンピオンで、残虐すぎて追放されたという経歴を持つ。NightJewelが手こずったファルコン簡単に倒すなど驚異的な強さ誇り、必要とあれば殺人厭わない。が、鮫島雇われアンナにあっさりと敗れ無残な姿で南川の下に戻る。

※この「モクセイ」の解説は、「六本木サディスティックナイト」の解説の一部です。
「モクセイ」を含む「六本木サディスティックナイト」の記事については、「六本木サディスティックナイト」の概要を参照ください。

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