もく‐せい【木星】
読み方:もくせい
《Jupiter》太陽系の5番目の惑星。太陽からの平均距離は7億7830万キロすなわち5.2026天文単位。周期9時間56分で自転し、11.862年で公転する。最大光度マイナス2.8等。惑星中最大で、赤道半径が7万1492キロ、質量は地球の317.83倍。表面には赤道に平行な縞模様が見られ、南半球に卵形の大赤斑がある。90個以上の衛星と、3本の淡い環をもつ。歳星。ジュピター。
[補説] (おもな衛星)イオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト、アマルテア、ヒマリア、エララ、パシファエ、シノペ、リシテア、カルメ、アナンケ、レダ、テーベ、アドラステア、メティス、カリロエ、テミスト、メガクリテ、タユゲテ、カルデネ、ハルパリュケ、カリュケ、イオカステ、エリノメ、イソノエ、プラクシディケ、アウトノエ、テュオネ、ヘルミペ、アイトネ、エウリュドメ、エウアンテ、エウポリエ、オルトシエ、スポンデ、カレ、パシテー、ヘゲモネ、ムネメ、アオエデ、テルクシノエ、アルケ、カリコレ、ヘリケ、カルポ、エウケラデ、キュレネ、コレー
もく‐せい【木×犀】
読み方:もくせい
ギンモクセイの別名。また、キンモクセイ・ウスギモクセイなどを含めての総称。モクセイ科の常緑樹で、秋に、白色・橙黄色・薄黄色の花をつけ、芳香を放つ。《季 花=秋》「—の香にあけたての障子かな/虚子」
もく‐せい【木精】
もく‐せい【木製】
キンモクセイ
木犀
毛久世伊
モクセイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/11 22:18 UTC 版)
モクセイ(ギンモクセイ) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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ギンモクセイ
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分類(APG III) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Osmanthus fragrans Lour.[1] | |||||||||||||||||||||||||||||||||
変種・品種[2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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モクセイ(木犀、学名: Osmanthus fragrans)は、モクセイ科モクセイ属の常緑小高木。中国名は桂花(けいか)。
単に「木犀」と言う場合ではギンモクセイ(銀木犀)だけを指すことが多く、広義ではOsmanthus fragrans に属する品種(ギンモクセイ・キンモクセイ・ウスギモクセイなど)の総称である。花期は芳香がある。中国で九里香という名前もあるのは、その香りが遠くまで届くことから来ている[3]。
形態・生態
樹高は3 - 6メートル (m) になる。幹は淡灰褐色で、樹皮は縦に裂け目ができる。
葉は長さ7 - 15ミリメートル (mm) の葉柄をもって対生する。葉身は革質で、長さ8 - 15センチメートル (cm) 、幅3 - 5 cmとキンモクセイより葉幅が広く、楕円形で先端は急にとがり、縁にはあらい細鋸歯があるが、鋸歯がなく全縁の場合もある。葉脈の主脈は表面でくぼみ、裏面で突出する。
花期は9 - 10月。雌雄異株で、花は葉腋に束生する。花柄は長さ5 - 10ミリメートル (mm) になる。花冠は白色で4深裂し、径約4 mmになる。雄蘂は2個。花には香気があるが、キンモクセイほどは強くない[4]。
果実は核果で、長さ1 - 1.5 cmの楕円形になり、翌年の春に黒褐色に熟す。
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樹木の全体像
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葉の裏側
分布
中国原産。日本では九州の山地に自然分布があるとされる[4]。キンモクセイと共に、常緑の庭木として人為的に栽培されているものが見られ、関西地方に多い傾向がある[4]。これは、ギンモクセイは関東地方では相当大きく生育した株にならなければ、花の付き方が悪いという栽培上の理由で差異が生まれていると考えられている[4]。
中国ではモクセイは桂と書き、中国南部の景勝地で知られる桂林は、モクセイが多いことから名付けられたとされる[3]。
人間との関わり
庭や公園などで栽培されている。中国ではモクセイの花をお茶のようにして飲んだり、花を入れた酒もあり、香りを楽しむ[3]。
都道府県・市町村の木に指定している自治体
総称の「モクセイ」として指定している自治体と、「モクセイ」としながらも実質「キンモクセイ」を指して指定している自治体がある。
- 都道府県
- 市町村
変種
- ギンモクセイ(銀木犀、学名: O. f. Lour. var. fragrans)
- キンモクセイ(金木犀、学名: O. f. Lour. var. aurantiacus Makino)
- ウスギモクセイ(薄黄木犀、学名: O. f. Lour. var. thunbergii Makino)
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ウスギモクセイ
脚注
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Osmanthus fragrans Lour.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2013年10月16日閲覧。
- ^ 米倉浩司; 梶田忠 (2003-). “BG Plants簡易検索結果表示”. 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList). 千葉大学. 2013年10月16日閲覧。
- ^ a b c 辻井達一 1995, p. 281.
- ^ a b c d 辻井達一 1995, p. 280.
参考文献
- 辻井達一『日本の樹木』中央公論社〈中公新書〉、1995年4月25日、280 - 281頁。ISBN 4-12-101238-0。
出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。 |
- 茂木透写真『樹に咲く花 合弁花・単子葉・裸子植物』高橋秀男・勝山輝男監修、山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、2001年、292-293頁。ISBN 4-635-07005-0。
関連項目
外部リンク
- "Osmanthus fragrans". National Center for Biotechnology Information(NCBI) (英語). (英語)
- "Osmanthus fragrans" - Encyclopedia of Life (英語)
モクセイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 17:02 UTC 版)
「六本木サディスティックナイト」の記事における「モクセイ」の解説
裏格闘技界の元チャンピオンで、残虐すぎて追放されたという経歴を持つ。NightJewelが手こずったファルコンを簡単に倒すなど驚異的な強さを誇り、必要とあれば殺人も厭わない。が、鮫島に雇われたアンナにあっさりと敗れ、無残な姿で南川の下に戻る。
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