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ソンとは? わかりやすく解説

ソン【(スペイン)son】

読み方:そん

メキシコ・キューバ・中米諸国などスペイン語圏各地伝統的な民謡民俗舞曲をさす称。


そん【存】

読み方:そん

[音]ソン(呉) ゾン(漢)

学習漢字6年

[一]〈ソン〉

現にある。生きている。「存在存続存廃存否存亡存立依存既存共存現存厳存残存自存

保ち持つ。「恵存

いたわり尋ねる。「存問

[二]ゾン

保ち持つ。「温存保存

生きながらえる。「存生(ぞんじょう)・存命実存生存

思う。心得る。「存意存外存念存分異存一存所存

名のり]あきら・あり・ある・さだ・すすむ・たもつ・つぎ・なが・のぶ・まさ・やす


そん【孫】

読み方:そん

[音]ソン(呉)(漢) [訓]まご

学習漢字4年

[一]〈ソン〉

の子。まご。「愛孫外孫子孫児孫従孫曽孫(そうそん)」

同じ血筋を引く者。子孫。「天孫末孫

[二]〈まご〉「孫娘初孫(ういまご)」

名のり]さね・ただ・ひこ・ひろ


そん【孫】

読み方:そん

子孫。「当家五代の—」

血筋血統

「姉は父御の—を継ぎ」〈浄・堀川波鼓


そん【尊】

読み方:そん

[音]ソン(呉)(漢) [訓]たっとい とうとい たっとぶ とうとぶ みこと

学習漢字6年

値うちや位が高い。たっとい。「尊厳尊属尊大尊卑独尊

敬い大切にするたっとぶ。「尊敬尊崇尊重追尊自尊心

相手事柄冠して敬意を表す語。「尊翰尊顔尊兄尊体尊父尊慮

仏や貴人尊んでいう語。「三尊(さんぞん)・至尊釈尊世尊本尊(ほんぞん)」

名のりたか・たかし


そん【尊】

読み方:そん

【一】[名]中国古代酒器一般にアサガオ状に開いた口膨らんだ胴、末広がりの台をもつ。

【二】[接頭]に関する語に付いて相手または相手方の人を敬意込めていうのに用いる。

「—夫人将(まさ)何処行かんとするや」〈織田訳・花柳春話

【三】接尾助数詞。仏を数えるのに用いる。「釈迦(しゃか)三—」


そん【×巽】

読み方:そん

易の八卦(はっけ)の一。算木に表す。従順卑下の徳を表し方位では東南配する

巽の画像

そん【損】

読み方:そん

[音]ソン(呉)(漢) [訓]そこなう そこねる

学習漢字5年

減らしたり傷つけたりする。そこなう。「損壊損傷損耗損料汚損毀損(きそん)・減損破損磨損

利益を減らすこと。不利益。「損失損得欠損

名のり]ちか


そん【損】

読み方:そん

[名・形動

利益を失うこと。また、そのさま。不利益。「—を出す」「—な取引」⇔得。

努力をしても報われないこと。また、そのさま。「正直者が—をする」「—な性分」⇔得。

そこなうこと。こわすこと。

一命を—にすべきなり」〈曽我・一〉


そん【村】

読み方:そん

[音]ソン(呉)(漢) [訓]むら

学習漢字1年

[一]〈ソン〉

むらざと。いなか。「村落寒村漁村郷村山村農村僻村(へきそん)・離村

地方行政区画の一。「村長村民税町村

[二]〈むら〉「村人村八分

名のり]すえ・つね


そん【村】

読み方:そん

地方公共団体の一。市・町とともに都道府県属する。むら。「村」をすべて「そん」と読む県と、「そん」「むら」の混在する県とがある。→むら(村)


そん【×樽】

読み方:そん

人名用漢字] [音]ソン(呉)(漢) [訓]たる

[一]〈ソン〉さかだる。たる。「樽酒樽俎(そんそ)」

[二]〈たる(だる)〉「樽酒四斗樽


そん【遜】

読み方:そん

常用漢字] [音]ソン(呉)(漢) [訓]へりくだる

退いて他にゆずる。「遜位

へりくだる。「謙遜不遜

ひけを取る。「遜色


読み方:ソン(son

食事食物


読み方:ソン(son

免一ツ(一割の年貢率)を意味する

別名


読み方:ソン(son

免一ツ(一割の年貢率)を意味する

別名


読み方:ソン(son

八卦の一。


読み方:サンsan), ザンzan), ソン(son

夕食また、食事


ソン[son(西)]

サウンド」という意味のスペイン語メキシコキューバベネズエラなどのダンス・ミュージックを指す。キューバのソンは'20~'30年代全土流行したもので、現代サルサにも大きな影響与えている。メキシコではソン・ウァステコ、ソン・ハロチョなど、地域ごとに分類されている。

ソン

名前 SungSongSon; Seong; Sohn; Sonne; SunThon

ソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/21 07:28 UTC 版)

ソン (son) は、キューバ起源のラテン音楽のジャンルである。

概要

一般的に、前半のメロディーの歌曲形式と、後半のモントゥーノと呼ばれるソロ歌手とコーラスの掛け合い(コールアンドレスポンス)の形式をとっている。この掛け合い部分を強調したものをソン・モントゥーノと呼ぶこともあれば、モントゥーノ部分がないものもある。

サルサの原型になった音楽と言われ、マンボチャチャチャも基本的にはソンを土台に作られたものである[1]。 ソンとそうでないものは、その曲がキューバ的な香りを持っているかどうかという感覚で分けられ、楽譜や言葉で表現することは簡単ではない[1]。また、キューバ人は地域によってもソンに対する感覚に違いがあり、一般的にソンの名曲と言われている他地域のソンに対しても「ソンになっていない」という意識が働くこともある。

歴史

19世紀、キューバのオリエンテ地方が発祥地である。ソンの起源はいろいろ分かれているが、1850年代に、サンティアーゴ・デ・クーバを中心に唄われていた「マ・テオドーラ」が最初であるとされる。 もともと土地の名家が開くパーティー用に演奏されていた音楽に、トロバドールたちがアイデアを付け加えていくことで形成されていったと言われている[2]

1908年、サンティアーゴ・デ・クーバからハバナに軍隊が移転になった時[2]、兵士達がギターマラカスなどの楽器を持ってハバナに入り、広範囲のミュージシャンがソンに触れることでポピュラー音楽として発展していった。ギアとモントゥーノの2パートにより構成されており、ギアはスペイン的歌曲のメロディー・パートであり、モントゥーノはアフリカ的要素のコールアンドレスポンスである。 こうした初期のソンはギター、トレス、そしてボティーハ英語版と呼ばれる素焼きの壺、または親指ピアノの一種であるマリンブラ英語版で編成されていた。

ハバナに進出したソンは、当時流行していたダンソン英語版と影響を受け合い、ダンソンはやがてマンボ、チャチャチャへと発展していった。ソンもダンソンのチャランガ編成の影響を受け、いろいろな楽器を加えて楽団ごとの個性を出していった[1]

1910年代より、ソン・トリオにボンゴギロを加えたバンドが出てきてから、その後も形式を変えていき、ギター、トレス、マリンブラ、ボンゴ、ベースそして、シンガー2人が演奏するクラベスマラカスのセステート(6重奏編成)が確立され、1930年のソンの全盛期には、そこにトランペットが加わり、セプテート(7重奏編成)となり、ソンのスタンダードな編成となった。「コンフント」と呼ばれた大人数のグループは、ホーンセクション、ギター、ベース、シンガー、ピアノ、ボンゴにコンガと、現在のラテンバンドに近い形で演奏していたようである。

アメリカやヨーロッパで演奏活動をした、ギタリストのミゲール・マタモロス、ギタリスト兼ヴォーカリストのラファエル・クエト、マラカス奏者のシロ・ロドリゲスの3人組、「トリオ・マタモロス」により世界へ広められた。

1922年のキューバでのラジオ放送の普及で、ソンの人気は本格的となった。この時期、禁酒法のアメリカから観光客が訪れ、ナイトクラブが盛況となったことで、ソンはキューバで最もポピュラーな音楽のタイプに進化した。

キューバ革命以降は低迷の時期を迎えるが、1970年代に入り、アダルベルト・アルバレスやシエラ・マエストラによって、現代的な解釈を加えられた。その後もソンは発展し続け、常にキューバ音楽に寄与し、他のジャンルの音楽にも影響を与えている。 1997年にライ・クーダーとキューバの老ミュージシャンたちが結成したブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブは、同年グラミー賞を受賞している。

ルンバ (rhumba) との関係

海外に「ソン (son)」を紹介する際、英語の「ソング (song)」と混同されないようにとマーケティング上の理由で「ルンバ (rhumba)」の名で知れ渡ったといわれるのが通説である。尚、キューバでルンバ (rumba) といえば、もっとアフリカ色の強い打楽器音楽を意味する。

脚注

  1. ^ a b c 八木、吉田 2001, p. 74-87.
  2. ^ a b 北中 2007, p. 32-34.

参考文献

関連項目

動画



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